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■商船三井/次世代型自動車船「FLEXIE」の形状デザインを決定
次世代型自動車船「FLEXIE」の形状デザインを決定?〜ラウンド形状とした船首部により風圧抵抗を低減、約2%のCO2削減効果を見込む〜

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)は、南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎、本社:大分県臼杵市)で建造、2017年竣工予定の次世代型自動車船「FLEXIE」(註1)の形状デザインを決定しました。船首部をラウンド形状とすることで、風圧抵抗を低減し、現行の自動車船に比べ、約2%のCO2削減効果を見込んでいます。本形状は、商船三井テクノトレード株式会社(社長:青砥修吾、本社:東京都中央区)、および株式会社三井造船昭島研究所(社長:西村勝好、本社:東京都昭島市)との共同研究の成果です。
商船三井はこれまでも、シップ・オブ・ザ・イヤー2003を受賞した風圧抵抗低減型自動車船「COURAGEOUS ACE」の開発(註2)、コンテナ船風圧抵抗低減のための新型風防の開発(註3)、新型帆走装置「Power Assist Sail」の開発(註4)、およびウインドチャレンジャー計画への参画(註5)など、風圧抵抗を減らしたり、風を推進力に利用したりする研究開発を継続して実施しています。今回の次世代型自動車船の形状デザインの研究開発成果もその一環です。
商船三井グループは、環境負荷を低減する次世代船構想「船舶維新」プロジェクトに取り組んできました。今後も様々な環境技術の開発に取り組み、船舶からのCO2排出の削減に寄与することで、地球環境の保全に貢献します。
(註1)2015年4月23日付プレスリリース「次世代型自動車船「FLEXIE」シリーズ 4隻の造船契約を締結」
(註2)2006年9月26日付プレスリリース「風圧抵抗を軽減する自動車船の新船型を特許登録」
(註3)2015年9月3日付プレスリリース「新型風防を開発、当社コンテナ船に設置」
(註4)2013年7月3日付プレスリリース「新型帆装装置「Power Assist Sail」の陸上実証試験を開始」
(註5)東京大学が主宰する、風力を利用した帆を主体に、推進器が補助する船舶の開発。当社の他に、海運会社、船級協会、造船会社等が参画。
 
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