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■国土交通省/船上クレーンの安全対策,国際海事機関で日本が調整役に



船上クレーンの安全対策,国際海事機関で日本が調整役に〜国際海事機関 第3回船舶設備小委員会の結果概要〜



平成28年4月1日




  国際海事機関(IMO)は,第3回船舶設備小委員会を平成28年3月14日から3月18日まで,英国ロンドンで開催し,約100の国,機関が参加しました。今回の小委員会では,船上クレーンの不具合に起因する事故が多いことから,船上クレーンの設計・製造・保守・操作について,国際的な安全対策のための基準策定に関する審議が行われました。  審議では,安全対策の範囲などで議論が分かれたため,今後,船上クレーンについての知見を有する日本が調整役を担い,各国と意見交換を行って論点を整理し,効果的な安全対策の選択肢を示すこととなりました。次回小委員会では,日本の調整案を元に,船上クレーンの安全対策を取りまとめる予定です。







  船上クレーンは,船に設置された貨物の荷役を行う装置です。2000年代に船上クレーンの整備不良・不具合に起因する事故が国内外で相次いだことから,2011年に日本は同様の事故事例を有するニュージーランド他と共同で,IMOにおいて安全対策の検討を提案し,国際的な議論を開始しています(参考別紙)。    今回の小委員会では,新規の規制導入となることから,[1]安全対策の対象となる船上クレーンの範囲,[2]船上クレーンの安全要件,[3]保守記録の船上保持などの点で意見が分かれたため,今後,各国等意見の調整を図りつつ検討を進めることとしました。このため,日本が約20に及ぶ関係国・機関の調整役となってこれらの意見を各国との間で連絡・整理し,効果的な安全対策の選択肢を示すことになりました。日本の調整案を元に,来年3月の次回小委員会で船上クレーンの安全対策を審議する予定です。  なお,本小委員会では,国立研究開発法人 海上技術安全研究所の太田進氏が議長を務め,小委員会の円滑な進行に尽力しました。 SSE 3の開催概要についてはご参考をご覧ください。




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