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■日本郵船/好奇心・コミュニケーションを大切に(2016年度入社式で社長が訓示)
好奇心・コミュニケーションを大切に−2016年度入社式で社長が訓示−
2016年4月1日




当社は4月1日、東京都千代田区の本店ビルで2016年度新入社員入社式を行い、代表取締役社長 内藤忠顕が新卒採用社員69人【陸上職44人、海技者25人<航海13人(うち自社養成コース6人、海上特定職1人)、機関12人(うち自社養成コース6人)>】に対して以下の通り訓示を行いました。
? 皆さん、入社おめでとうございます。
? 本日、海陸合わせて69名の皆さんが日本郵船に入社し、新たに我々の仲間に加わりましたこと、日本郵船を代表して心より歓迎いたします。 
?
日本郵船は昨年の10月1日に創業130周年を迎えることができました。その130年の足取りはまさに激動の歴史でしたが、特にプラザ合意のあった1985年以降に、海運業の構造変革とグローバル化が大きく進みました。今やナショナルスタッフと呼ばれる海外で働く仲間がグループの屋台骨を支えており、皆さんはそうした仲間と一緒になってこれから働いていくことになります。
そのときに大切になってくるのが「コミュニケーション」能力です。ある人の話によれば、コミュニケーションには、「言語によるコミュニケーション」と、「非言語によるコミュニケーション」の2種類があるそうです。言語によるコミュニケーションで大切なのは、いかに論理的にものごとを伝えるかということです。特に外国人とのコミュニケーションにおいては、ロジカルでなければ相手を納得させることができません。自分の意見をあらかじめ頭の中で組み立て、受け手の立場や状況を理解し、どうすれば相手に過不足なく情報が伝わるかについて配慮しながら言葉を選ぶことが重要です。この点は、私もドイツ駐在でいやというほど痛感しました。
そしてもう一つの非言語によるコミュニケーションも、前者に負けず劣らず大切な要素です。それは自分の魅力をどう相手に感じさせ、どうやって打ち解けた関係を築くことができるか、というチャレンジでもあります。相手との信頼関係を作るためには、論理だけのコミュニケーションではうまくいきません。言葉が巧みでなくてもいいから、一生懸命に言葉を紡ぎながら自分の思いを伝える態度が大切であり、相手に応じて話題を取り出せるたくさんの引き出しを持つことが、コミュニケーションに深みを与えてくれます。論理と魅力、この二つを兼ね備えたコミュニケーションが最強というわけです。
こうしたコミュニケーション能力を磨くために、これから出会う新しいことに対して是非「好奇心」をもって欲しいと思います。海運や物流という仕事の性格上、われわれの働くフィールドはワールドワイドに展開し、お客さまとの付き合いも多方面に及びます。自然と日々の仕事の中で、様々な知識や経験を積み重ねることができます。その時に面白いと思うこと、ヘンだなと感じることがあれば、これは何だろうと深く考える「習慣」を付けるようにしてください。 
皆さんは、今日から日本郵船社員としての第一歩を踏み出します。社会人として働くということは生活の糧を得るだけではなく、人生を培うための大切な営みでもあります。会社のためだけでなく、皆さんが将来振り返ったときに、豊かで充実した人生を送れたと胸を張れるように頑張ってくれればと願っています。
以上
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