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■三井造船/次世代浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備用船体の開発完了

2015年9月17日次世代浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備用船体の開発完了-「Mitsui noah-FPSO Hull」- 米国船級協会の設計基本承認(AIP)を取得-

三井造船株式会社(社長:田中孝雄)は、今後増大する海洋油田開発を見越し、新たな浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)用船体の開発を進めてきました。 海底油田は、地理的位置による環境条件の違い、油の性状の違いによって必要となる設備が大幅に異なるためプロジェクト毎に専用のFPSOを計画・建造する必要があり、期間、コストの低減が大きな課題でした。従来、船体を共通化することのみを主眼とした標準FPSOやジェネリックFPSOが提案されてきましたが、これら問題点の解決は困難でした。 三井造船では、船体に石油・ガス生産設備を合わせるのではなく、生産設備に応じた船体を柔軟に計画できる次世代FPSO用船体、「Mitsui noah-FPSO Hull」(noah : New Offshore Adapted Hull)を開発いたしました。 「noah-FPSO Hull」は、船体の船首尾端部と平行中央部をそれぞれ独立に考えることにより、設計や建造の柔軟性を大幅に高めたものです。 具体的には、各プロジェクトに応じて平行中央部の長さを変えられるモジュラー設計方法「noah flex-modular design」と、建造の自由度を大幅に拡大できる水平分業建造方法「noah flex-modular construction」を採用しています。これより、船首尾端部のみから構成される自航可能な船体と、平行中央部とをそれぞれ別な造船所で建造することも可能にしています。また、noah-FPSO Hullの画期的な設計、建造方法を開発するにあたって、米国船級協会との共同開発プロジェクト(Joint Development Project)により詳細な検討を進め、この度、米国船級協会より基本承認(AIP : Approval In Principle)を取得しました。 当社はこれまで、次世代型環境志向船ブランド「neo」シリーズのラインナップとしてバルクキャリア、タンカーおよび中型ガス運搬船を開発、市場投入を進めてきましたが、今回新たに海洋ブランド「noah」が加わることになります。当社はこれからも世界の海を舞台に、より一層確かなブランドを築き上げるべく、「noah」ブランド製品の受注に力を注いでいきます。
 
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