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■サトーホールディングス/オーストラリア最大手医療用保冷システムメーカーがサトー独自の高性能RFID技術「PJM」を採用

オーストラリア最大手医療用保冷システムメーカーがサトー独自の高性能RFID技術「PJM」を採用


サトーホールディングス株式会社

医療分野向け自動認識ソリューションを提供するサトーヘルスケア株式会社は、独自のPJM(※) RFID技術が、オーストラリアの医療用保冷システムメーカー最大手であるArrowsmith & Grant Refrigeration Pty Ltd(以下、AGR社)が販売する血液保冷庫に採用されたことを発表しました。

AGR社は、1990年にオーストラリアのメルボルンで設立され、主に医療用の保冷システムを開発・製造しており、同社の製品およびシステムは、オーストラリアの赤十字血液センターや連邦警察等に導入されています。
このたび採用されたPJM RFIDは、積層状態の600個のタグも1秒(通常のICタグの1/10の読み取りスピード)で読み取りできるRFIDで、現在世界中で販売されているRFID技術の中でも、世界最速の通信速度と最も信頼性の高い読み取り精度を有しています。PJM RFID技術を発明したMagellan Technology社から、2013年12月に事業を譲受したサトーグループのSATO Vicinity社が、同技術の研究開発を続けており、サトーヘルスケアをはじめとしたグループ会社で販売しています。

「医療に関わる当社の製品に一切の技術的妥協は許されません。サトーグループのPJM RFID技術は当社の厳しい技術的要求事項をすべて満たしており、また、サトーグループは当社の長期的なビジョンに沿った開発ロードマップを遂行するに十分な実力を備えたパートナーであると評価しています。」(AGR社 Managing Director Neale Arrowsmith氏)

「オーストラリアで最も信頼されている医療用冷蔵庫メーカーであるAGR社に、RFID技術パートナーとして弊社を選んでいただけ、誠に光栄です。弊社のPJM技術は、AGR社に、オーストラリアに限らず、世界の医療シーンで、他と比較することのできない競争力と、新たな顧客価値をもたらすものと自負しております。」(サトーヘルスケア代表取締役社長 小沼宏行)

PJM RFID技術が搭載されたAGR社のRFID血液保冷庫は、9月6日〜10日にシンガポールで開催されるHIMSS ASIA PACIFIC 2015会場にて、展示される予定です。

(※)PJM=Phase Jitter Modulationとは: 一般的にRFIDの弱点とされる「重ね読み」「金属」「水」の影響に強く、専用のトンネルリーダーを使うと600個のタグを1秒で読み取ることができる高速・高精度なサトー独自のRFID技術です。

■Arrowsmith & Grant Refrigeration Pty Ltd 概要 最新の保冷技術を使い、AS / NZS ISO 9001、ISO2000の要件に準拠した医療分野の保冷システム、保冷キャビネット、保冷庫の設計、製造、サービスを提供。URL : www.arrowsmithgrant.com.au

■サトーヘルスケア株式会社 概要 設立:2014年4月1日 所在地:東京都目黒区下目黒1丁目7番1号 代表者:小沼 宏行 事業内容:医療分野におけるソリューションの企画・提案ならびにプリンタ等ハードウェア製品およびサプライ製品の販売
 
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