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■東レ/ラージトウ炭素繊維の生産設備を増強
ラージトウ炭素繊維の生産設備増強について 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、このたび、米国の子会社Zoltek Companies,Inc.(ゾルテック、本社:米国ミズーリ州セントルイス、社長:河村 雅彦、以下「Zoltek」)において、ラージトウ(※1)炭素繊維の生産設備増強を決定しました。同社のメキシコ工場(メキシコ合衆国ハリスコ州)の生産能力を年産5,000トンに倍増する計画で、2016年4月の生産開始を予定しています。 Zoltekは現在、ハンガリー工場ならびにメキシコ工場においてラージトウ炭素繊維を生産していますが、近年急速に需要が拡大している風力発電関連用途に加えて、今後は自動車構造体用途でのラージトウ炭素繊維の採用が一層進むことが見込まれており、2016年初頭には生産能力が不足する見通しです。今回の生産設備増強は、当面の生産能力不足に対応するものであり、より強固な安定供給体制の確立を図ってまいります。 なお、Zoltekでは、ラージトウ炭素繊維の旺盛な需要に対応するため、2020年までに生産能力を現有の年産13,000トン規模から倍増する構想を掲げており、引き続きメキシコ工場の生産設備増強を順次実施していく計画です。 Zoltekは、1988年にラージトウ炭素繊維事業に参入し、1996年にハンガリー、2007年にメキシコのアクリル繊維工場を買収して、ラージトウ炭素繊維の需要開拓を進めるとともに、徹底的にコスト競争力を強化することで事業を拡大してきました。2014年2月には東レグループの一員となり、ラージトウ炭素繊維分野での世界ナンバーワン企業として、事業拡大を加速しています。 東レは、現在取り組んでいる中期経営課題"プロジェクト AP−G 2016"において、炭素繊維複合材料事業を戦略的拡大事業と位置づけ、積極的な経営資源の投入による事業拡大を進めています。レギュラートウ(※2)、ラージトウ炭素繊維において、それぞれの強みを発揮できる分野での拡大に注力すると共に、両分野の長所を活かしたシナジー効果を発現させていき、更なる事業拡大を目指します。 ※1 ラージトウ:フィラメント数が40K(40,000本)以上の炭素繊維で、衣料用アクリルトウ設備転用により製造され、比較的安価な製品として風力発電機翼、樹脂コンパウンド強化剤等に使用される。 ※2 レギュラートウ:フィラメント数が24K(24,000本)までの炭素繊維で、専用設計されたプロセスにより製造され、航空機等、高性能・高品位分野で使用される。<ご参考>・Zoltek Companies,Inc.(Zoltek)の概要 (1)事業内容:ラージトウ炭素繊維複合材料および耐炎糸の製造販売 (2)本社所在地:米国ミズーリ州セントルイス (3)設立:1975年(※2014年2月に東レの子会社化) (4)代表者:河村 雅彦(社長 兼 CEO)以上
 
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