ﾕﾆﾁｶ／坂越事業所におけるﾋﾞﾆﾛﾝ繊維の生産を停止｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾕﾆﾁｶ／坂越事業所におけるﾋﾞﾆﾛﾝ繊維の生産を停止

当社坂越事業所におけるﾋﾞﾆﾛﾝ繊維の生産停止　ﾕﾆﾁｶ株式会社（本社：大阪市中央区､社長：注連浩行､以下｢当社｣）は､２０１５年３月２７日開催の取締役会において､当社坂越事業所（兵庫県赤穂市）で生産しているﾋﾞﾆﾛﾝ繊維について､生産の停止を決定いたしましたのでお知らせいたします｡　　　　　　記１．背景　当社は､１９５０年の生産開始以来､ﾋﾞﾆﾛﾝ繊維を合成繊維事業の主力製品の一つとして､当初は衣料用途､現在では建築･土木資材や産業資材用途を中心とした用途展開を進めてまいりました｡　しかし､ﾋﾞﾆﾛﾝ繊維事業は､欧州債務危機の発生に伴う欧州向け販売の低迷や原燃料価格の高騰により､昨今は業績の低迷が続いていました｡当社はこのような状況を打開するために､新興国市場の開拓､差別化品の拡販､品質向上･生産性改善などに取り組んでまいりましたが､原燃料価格の高止まりや安価な中国品の参入など､事業環境はますます厳しさを増しており､この状況はこれからも続くものと想定されます｡　また､新中期経営計画で掲げている｢事業ﾎﾟｰﾄﾌｫﾘｵ改革｣を通じて､重点志向する事業領域への経営資源の更なる集中を行っています｡　これらの理由によりﾋﾞﾆﾛﾝ繊維の生産停止を決定致しました｡２．生産停止予定の設備概要　〔１〕対象製品：ﾋﾞﾆﾛﾝ繊維　〔２〕所在地：ﾕﾆﾁｶ株式会社坂越事業所（兵庫県赤穂市）　〔３〕能力：年産１３，０００ﾄﾝ　〔４〕ｽｹｼﾞｭｰﾙ：２０１６年３月末生産停止予定３．今後の見通し　業績に与える影響は現時点では不明のため､今後その影響が明らかとなり､重要と判断した場合には速やかにお知らせします｡以上