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■川崎重工業/新開発の155,000立法メートル型LNG運搬船を初受注
新開発の155,000m3型LNG運搬船を初受注

2014年09月29日

川崎重工は、三井物産株式会社と155,000m3型LNG運搬船2隻の造船契約を締結しました。本船は、当社坂出工場で建造し、2017年から2018年にかけての引き渡しを予定しています。なお本船は、三井物産株式会社が米国で開発を進めるキャメロンLNGプロジェクトにおいて、日本を中心とした需要家へのLNG輸送に投入される予定です。
今回受注したLNG運搬船は、当社が新たに開発した2軸船で、155,000m3のカーゴタンク容積を持つモス型LNG運搬船です。本船は、世界の主要なLNGターミナルへ入港可能な船体寸法であり、2016年に完成予定の新パナマ運河を通峡可能な型幅を維持しつつ、モス型のカーゴタンクを備えた汎用性の高い船型として、LNGトレードの多様化に対応します。さらに、船体構造の最適化による船体重量の軽量化や、2軸推進方式の採用と船体形状の最適化を図ることで、推進性能を最大限に高めるとともに、DFD電気推進システム※を採用することにより、低速域から高速域の幅広い船速域で優れた燃費性能を発揮します。
本船の主要目は以下の通りです。
<主要目>





全長

 約300m



型幅

48.9m



タンク容積

155,300m3



速力

19.5knot
当社は、今後とも、クリーンエネルギーとして需要増加が予想されるLNGをはじめとする各種ガスの運搬船の建造に積極的に取り組んでいきます。
※DFD電気推進システム
DFDとはDual Fuel Diesel(2元燃料ディーゼル)の略で、通常の発電機エンジンは燃料として油しか焚けませんが、このエンジンは油とガスの両方を焚くことができます。推進システムは、数台の発電機エンジンと可変速の推進モータ等で構成されています。ガスあるいは油を燃料としてエンジンに供給し、発生した電力で推進モータを回し、この動力をプロペラへ伝えます。
 
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