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■三菱マテリアル/日立金属と日立ツールの株式譲渡契約を締結 |
日立ツール株式会社の株式譲渡契約締結に関するお知らせ 三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、以下「三菱マテリアル」)及び日立金属株式会社(執行役会長:小西 和幸、以下「日立金属」)は、超硬製品(切削工具)事業の基盤強化を目的として、日立金属の完全子会社である日立ツール株式会社(以下「日立ツール」)の発行済株式総数の51%について、三菱マテリアルが取得する取引(以下「本取引」)を実施することに合意し、本日付で株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。 なお、本取引後、日立ツールは三菱マテリアルの連結子会社となりますが、日立金属は日立ツールの発行済株式の49%を保有する株主として残り、三菱マテリアルと日立金属が一体となって日立ツールを運営し、シナジーの創出及び企業価値向上に努めてまいります。 記1.本取引実施の理由 三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、自動車や航空機をはじめ各種産業機器に使用される金属部品の、加工に必要な超硬製品の製造・販売を主力事業としております。原料から最終製品、さらには使用済み超硬製品のリサイクルまで一貫したサプライチェーンを有する総合超硬製品メーカーとして、材料開発・生産技術を強みに耐摩耗性・耐欠損性に優れた幅広い超硬製品群を、世界60カ国以上に有する強固な販売ネットワークを通じて、お客様に提供しております。 今後、新興国を中心とした海外販売網、生産拠点の拡充を図ることで、持続的な需要拡大が世界的に見込まれる自動車、航空機、医療分野への販売拡大を行い、超硬製品市場において世界シェア10%超を達成することを目標としております。 一方、日立金属は、材料開発をベースとした高機能材料メーカーとして、自動車・エレクトロニクス・産業インフラ・航空機の分野で、グローバルに事業を展開しております。昨今、世界各国・地域において低炭素社会の実現に向けた取り組みが進む中、経営資源を環境親和製品に集中し市場投入を加速するとともに、企業体質の強化に取り組み、持続的に成長することを目指しております。特に、特殊鋼事業では、特長ある材料開発・材料技術により工具鋼の事業基盤を強化するとともに、航空機・エネルギー関連製品を成長分野として位置づけ、事業展開を進めております。 日立ツールは、開発技術を基盤にお客様と社会に貢献するという経営理念のもと、高精度・高能率・高速加工を可能とする最新工具を提供する超硬製品メーカーです。特に表面改質・形状技術を強みに、金型の三次元加工や発電・航空機エンジン部品に代表される複雑形状かつ難削材の加工を得意領域としております。長年にわたり、お客様への提案や問題解決を通じて培った製品開発力により、複雑形状加工の分野で高い国内市場シェアを有しており、今後は海外での販売強化による事業拡大を目標としております。 近年、自動車、航空機、医療分野において使用される部材は、軽量化や機能性の向上を主な目的としてCFRP、チタン、超耐熱合金が採用されるなど、材質が多様化、難削化の傾向にあります。また、自動車産業等において使用される部材は、より最終製品に近い形状を金型成型で実現する必要性から、金型加工にも高度な品質・技術的サポートが不可欠となる傾向にあります。 今後も、複雑な形状や、多様で難削な部材の加工に、最適な超硬製品が一層求められるため、高い性能・品質を備えた製品ラインナップの拡充に加え、多様な部材の加工に関する高度な技術提案力が必要となります。 こうした状況のもと、三菱マテリアル及び日立金属は、それぞれの注力分野である超硬製品及び特殊鋼における競争力を確保し、事業基盤の強化を早期に実現していくためには、自動車や航空機・エネルギー関連を中心とした、材料・部品加工に特長を有する日立ツールの経営資源の相互活用が不可欠であるとの判断に至りました。2.今後の展開 本取引に基づく株式取得後、三菱マテリアルは、日立ツールが有する高精度・高能率・高速加工を可能とする最新の超硬製品ラインナップ及び多様な部材の複雑な形状加工に関する提案能力を拡充することで、長期にわたり市場が求める製品・サービスを従来以上に幅広く提供してまいります。また、国内の超硬製品市場においてシェアNo.1となることで事業基盤を盤石なものとし、今後需要の拡大が期待される海外の超硬製品市場においても日立ツールとのシナジーにより、世界シェア10%超を達成してまいります。日立金属は、三菱マテリアルとの日立ツールの共同運営を通じ、日立ツールだけでなく三菱マテリアルの超硬製品事業とも一体となって顧客基盤を拡大するとともに、工具鋼及び航空機・エネルギー関連材料・製品をはじめとする高級特殊鋼分野において、材料開発から製造、加工、販売までのトータル・ソリューションを強化・拡大してまいります。 日立ツールは、日立金属の工具鋼事業との連携を継続しつつ、三菱マテリアルの強みである超硬製品の材料開発・生産技術や充実したグローバル販売網を活用することで世界展開を加速させてまいります。さらに、三菱マテリアルが有する原料から最終製品まで一貫したサプライチェーンとリサイクルネットワークにより日立ツールの原料調達も補完していくことで、超硬製品の事業基盤をさらに強固なものにしてまいります。 三菱マテリアルと日立金属は、日立ツールの共同運営を通じ、それぞれの経営資源を活用しながら、各社が強みを発揮することでWin−Win−Winの関係を築き、お客様から信頼されるベストパートナーを目指してまいります。3.日程 (1)株式譲渡契約締結日 2014年(平成26年)9月26日 (2)本取引実行日(※) 2015年(平成27年)4月1日(予定) ※・・・本取引の実行については、2015年(平成27年)4月1日を予定しておりますが、わが国の独占禁止法及び中国における競争法、欧州における競争法、米国における競争法に関する手続が必要になります。4.今年度業績に対する影響について 株式譲渡契約締結により、日立ツールは三菱マテリアルの連結子会社となりますが、本取引の実行は、2015年4月1日を予定しているため、三菱マテリアル及び日立金属の2015年3月期通期連結業績への影響はありません。 (略) |
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