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■日本貨物鉄道/江差線における貨物列車脱線事故に対する対応を公表
江差線における貨物列車脱線事故に対する対応について
 
○ 平成26年6月22日に江差線で貨物列車が脱線事故を発生させ、関係の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことにつきまして、あらためて深くお詫び申上げますと共に、再発防止に向けた対応についてお知らせ致します。○ 当社の貨物列車が、江差線をはじめとし北海道地区において列車脱線事故を連続して発生させたことは、原因の如何によらず、鉄道輸送の安全を損なうものであり、鉄道貨物輸送のみならず、鉄道輸送全般の安全性に対する信頼を損なうこととなる重大な問題であると認識し、同種事故の再発防止に万全を期すため、安全管理の徹底に取り組んでおります。(原因調査について)○ 事故の原因については、国土交通省運輸安全委員会による調査に最大限協力すると共に、事故の当事者として、JR北海道と協力して究明に取り組んでおります。・ 事故の当事者としての原因究明については、当社とJR北海道による「事故防止連絡協議会」を設置しており、原因究明及び再発防止対策について協議を行い、連携して進める体制としています。・ 原因究明に当たっては、公益財団法人 鉄道総合技術研究所に、両社共同で、原因究明についてのコンサルティング業務を依頼しています。
(今後の安全対策について)○ 原因の特定を待たず、事故の要因となる可能性がある事柄に対して、出来る限りの対策を取るとの考え方で取り組んでいます。複数の要因が重なって事故につながる場合があることを踏まえ、それぞれの要因についてリスク低減を図る観点から取り組みます。○ 今回江差線で発生した列車脱線事故について、原因との因果関係は不明ではありますが、脱線した車両に積載していたコンテナ内の積荷に偏積があったとの指摘があることも踏まえ、今回の事故の原因の如何によらず同種要因による事故の再発防止に万全を期す観点から、積付けに関わる安全対策の強化に取組んでいます。
(具体的対策について)○ JR 北海道が行っている当面の対策に合わせ、脱線が始まったと推定される曲線区間について45km/h の徐行運転を実施しています。○ 重量計によるコンテナの重量バランスの測定(サンプルチェック)を実施している他、トップリフターによる測定を導入(20 フィート以上のコンテナの一部を対象)していきます。○ コンテナを積載した貨車の走行安全性を最終的に確認することを目的として、輪重測定装置を導入するべく、実用化のために必要な多くの課題の解決に向け、開発に着手しています。○ この他、利用運送事業者に、均衡の取れた積付けを定めた貨物運送約款の遵守を要請しており、当社としても、積付けガイドラインを示すと共に、偏積の可能性のあるコンテナの調査に基づき、積載状況の確認への立ち会い、積載状態のサンプリング調査等を実施していきます。
 
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