兵機海運／経常利益は前年比５８２･１％増（平成26年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■兵機海運／経常利益は前年比５８２･１％増（平成26年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　四半期純利益
26年3月期第2四半期　6,879 8.8　　　 74 186.2　　 49 582.1　 62 ―25年3月期第2四半期　6,321 △4.1　 26 △68.6　 7 △78.5 　△26 ―
（略）
（１）経営成績に関する説明当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は､復興需要の継続や公共投資の拡大を下支えに､金融緩和策のもと過度の円高からの修正が進んだ安定状態で推移いたしました｡これにより､企業の雇用環境や設備投資も持ち直しの傾向で推移し､国内外では政策の安定感にも一定の評価が認知されてきたこともあり､企業の景況感は総じて明るく確実なものになってまいりました｡このような状況下におきまして､｢安全･迅速･信頼｣をﾓｯﾄｰに積極的な事業展開をしてまいりました結果､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの事業別業績は次のとおりとなりました｡内航事業では､停滞する国内経済からの脱出にともない､公共土木工事や建設から派生する鋼材輸送の需要も徐々に高まってまいりました｡今後の内航市況の動向も踏まえ､船舶老朽化による船主の自然淘汰が更にすすむことが考えられることから､船団の再編強化に努めるとともに､船舶管理を一括で行い､事業の効率化を進めてまいりました｡その結果､売上高3,245百万円（前年同期比26.9％増）､営業利益133百万円（前年同期は６百万円の営業利益）となりました｡外航事業では､運航効率が落ちた老朽社船（HYOKI No.8）を売却するとともに､新たな定期航路の開発を進めつつ､ｲﾝﾄﾞﾈｼｱに駐在員を送り､東南ｱｼﾞｱを基軸とした営業基盤の再構築を進めてまいりました｡結果といたしまして､社船売却による取扱量と運賃収入の減少と､海外集荷営業の新規構築の経費や人件費の増加もあり､売上高515百万円（前年同期比26.4％減）､営業損失142百万円（前年同期は87百万円の営業損失）となりました｡また､社船（HYOKI No.8）売却による固定資産売却損を特別損失として69百万円計上いたしました｡港運事業では､前年同期の為替の過剰な円高から円安に振れましたが､取扱量にあっては飼料類に伸びが見られたものの落ち込んだ機械類の回復が鈍いこともあり､取扱量は減少いたしました｡しかし､ﾒｰｶｰ案件や大型輸送案件に恵まれ､取扱量の減少も最少のものとなりました｡結果といたしまして､人件費の増加や国内物流の燃料費の値上がり傾向に厳しいものが見られましたが､売上高の増加でこれを凌ぎ､売上高2,532百万円（前年同期比2.7％増）､営業利益89百万円（前年同期比2.3％増）となりました｡倉庫事業では､本年７月に倉庫･港湾関連事業会社株式会社ｼﾝﾊﾟを子会社化し､延床面積4,500平米の物流施設を新たに傘下に組み入れました｡これにより神戸港における取扱量と収益への寄与が見られたものの､姫路地区の鋼材の取扱いの落ち込みをｶﾊﾞｰするには至りませんでした｡結果といたしまして､取扱量の減少及び､株式会社ｼﾝﾊﾟ子会社化の一時的な経費や人件費の増加により､売上高581百万円（前年同期比2.2％減）､営業損失６百万円（前年同期は18百万円の営業利益）となりました｡また､株式会社ｼﾝﾊﾟの株式を取得したことによる負ののれん発生益を特別利益として86百万円計上いたしました｡これらの結果､ｸﾞﾙｰﾌﾟ全体の取扱量は2,142千ﾄﾝ（前年同期比8.2％増）で､売上高6,879百万円（前年同期比8.8％増）､営業利益74百万円（前年同期比186.2％増）､経常利益49百万円（前年同期比582.1％増）､当第２四半期連結累計期間の四半期純利益は62百万円（前年同期は26百万円の四半期純損失）となりました｡
（略）