横浜冷凍／経常利益は前年比１３１･７％増（平成25年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■横浜冷凍／経常利益は前年比１３１･７％増（平成25年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成25年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　　営業利益　　　　経常利益　　　四半期純利益
25年9月期第3四半期　85,831 2.9　　　 3,183 152.4 　　3,314 131.7　　2,016 299.824年9月期第3四半期　83,397 △8.4　 1,261 △66.5　 1,430 △62.9　 504 △68.4
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第３四半期連結累計期間におけるわが国の経済は､新政権下におけるﾃﾞﾌﾚ脱却に向けた経済政策や金融政策を背景として､企業業績や消費動向に持ち直しの兆しが見えてきました｡しかしながら､急速な円安･株高に伴う反動や､米国の金融政策における量的緩和の縮小観測などにより､金融市場はいまだ調整局面にあります｡また､成長速度が減速する中国経済や､依然として低迷から脱却できない欧州経済など､国内景気の回復に影響を及ぼす外部要因も存在しております｡このような状況のもと当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､平成23年11月に発表した第四次中期経営計画（３ヵ年）の２年目を迎え､事業運営方針の柱である｢ｺｱ事業の強化｣と｢成長力の強化｣に基づき､業績の回復､向上に努めてまいりました｡冷蔵倉庫事業は概ね順調に推移しました｡食品販売事業は主力商品の需給悪化より脱し､利益体質を取り戻しました｡その結果､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの当第３四半期連結累計期間の連結経営成績は､売上高85,831百万円（前年同期比2.9％増）､営業利益3,183百万円（前年同期比152.4％増）､経常利益3,314百万円（前年同期比131.7％増）､四半期純利益2,016百万円（前年同期比299.8％増）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄごとの業績は次のとおりであります｡（冷蔵倉庫事業）前連結会計年度より高水準にあった在庫率は､昨年暮れより徐々に低下するとともに荷動きが活発になってまいりました｡また､｢成長力の強化｣に向けた施策のひとつとして前期よりｽﾀｰﾄさせました｢物流ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽ｣は､２年目に入っても堅調に推移し､通関収入や流通加工収入が順調に増加するなど業績に貢献しております｡貨物取扱量の状況は､急速な円安の影響や国内在庫調整により一時的に輸入貨物が減少しましたが､その後の回復基調により､総じて堅調に推移しました｡入庫取扱量は約10千ﾄﾝの微増（前年同期比1.2%増）､出庫取扱量は約50千ﾄﾝの増加（前年同期比5.9%増）､平均保管在庫量は約70千ﾄﾝの増加（前年同期比3.2%増）となりました｡また､ﾀｲ国の連結子会社ﾀｲﾖｺﾚｲ㈱においては､前期にﾌﾙ稼働をしたﾜﾝﾉｲ物流ｾﾝﾀｰが引き続き順調に推移し､大幅な増収増益となりました｡以上の結果､冷蔵倉庫事業の業績につきましては､売上高は16,033百万円（前年同期比5.8%増）､営業利益は3,819百万円（前年同期比11.2%増）となりました｡
（食品販売事業）前連結会計年度に大きく下落しました水産品､畜産品の相場は底を打ち､その後の緩やかな回復基調から､まだ一部に回復が不十分な商材もあるものの､概ね需給ｷﾞｬｯﾌﾟは解消の方向にあります｡その結果､ｾｸﾞﾒﾝﾄ全体では増収に転換し､利益面では大幅な増益となりました｡品目別の状況でみると､水産品については､前期の水産相場下落の主因となった鮭鱒類は､市況を十分に注視した取組販売により､取扱量は減少したものの利益面では大きく改善､また､ｻﾊﾞ･ﾎﾀﾃ等は輸出を中心に取扱量を増加させて売上､利益に貢献､４年連続不漁のｳﾅｷﾞは量販店などの需要が大きく減少したため減収減益となり､総体では減収増益となりました｡畜産品については､前期低迷したﾁｷﾝの相場が足元で再度､弱含んでいるものの総じて回復基調にあり､売上､利益に大きく貢献し大幅な増収増益となりました｡農産品については､玉葱､馬鈴薯が産地高の影響を受けたため､売上高は前年同期を上回りましたが減益となりました｡以上の結果､食品販売事業の業績につきましては､売上高は69,787百万円（前年同期比2.3%増）､営業利益は669百万円（前年同期は667百万円の営業損失）となりました｡
（略）