東海運／経常利益は前年比１９･８％減（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■東海運／経常利益は前年比１９･８％減（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　経常利益　　　四半期純利益
26年3月期第1四半期　9,881 △0.5 　160 △23.1 　154 △19.8 　76 △27.625年3月期第1四半期　9,926 2.4 　　　208 22.1 　　193 10.2 　　　105 59.5
（略）
（１）経営成績に関する説明当第１四半期連結累計期間のわが国経済は､昨年12 月に円高是正やﾃﾞﾌﾚからの脱却を強く志向する新政権が誕生し､市場の予想を大幅に上回る金融緩和実現により円安･株高基調を歩みだしたことから､足元では景気回復の兆しが見え始めました｡一方で､米国の｢財政の崖｣､欧州の債務問題､中国の回復に向けた足取りの重たさ等が影響し､全体として景気回復に向けた動きは緩やかなものとなっております｡物流業界におきましては､依然として低迷する設備投資を背景に､生産関連貨物の荷動きの悪化が見られるものの､消費関連貨物及び建設関連貨物においては､荷動きの回復傾向が見られました｡また､国際貨物輸送については､堅調な内需や円安基調等に支えられ､ｺﾝﾃﾅによる輸出入貨物の荷動きが回復しつつあります｡このような経営環境の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは『総合物流企業ＡＺＵＭＡ』の実現に向けた｢13 中期経営計画｣の最終年度を迎え､持続的成長への基盤づくりを具体化するための施策に取り組んでおります｡これらの結果､当第１四半期連結累計期間の営業収益は98 億8 千1 百万円と前年同四半期に比べ4 千5 百万円（0.5％）の減収となり､営業利益は1 億6 千万円と前年同四半期に比べ4 千8 百万円（23.1％）の減益､経常利益は1 億5 千4 百万円と前年同四半期に比べ3 千8 百万円（19.8％）の減益となりました｡また四半期純利益は7 千6 百万円と前年同四半期に比べ2 千9 百万円（27.6％）の減益となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと､次のとおりであります｡①物流事業物流事業におきましては､国際貨物について､ﾛｼｱ向けのﾊﾟｲﾌﾟ等の輸送は増加したものの､京浜港における中国･東南ｱｼﾞｱ向けの海上ｺﾝﾃﾅの取扱量が伸び悩んだほか､ﾓﾝｺﾞﾙ向けの建機･ﾌﾟﾗﾝﾄ等の輸送が減少しました｡また国内貨物においては､中部･北関東地区での倉庫稼働率の向上やｾﾒﾝﾄ関連製品輸送量の増加等があったものの､輸出入関連貨物の取扱いやﾌｪﾘｰ輸送及び小口配送等の輸送量が減少しました｡これらの結果､物流事業全体の営業収益は66 億7 千6 百万円と前年同四半期に比べ2 億4 千2 百万円（3.5％）の減収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は3 億6 千1 百万円と前年同四半期に比べ4 千3 百万円（10.6％）の減益となりました｡
②海運事業海運事業におきましては､外航における貨物船及び粉体船の取扱量が増加し､国内におけるｾﾒﾝﾄ原料に関連する粉体船貨物等の取扱量増加があったものの､運航ｺｽﾄの増加が利益を圧迫しました｡これらの結果､海運事業全体の営業収益は30 億6 千6 百万円と前年同四半期に比べ1 億7 千5 百万円（6.1％）の増収となったものの､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は1 億3 千1 百万円と前年同四半期に比べ1 千万円（7.6％）の減益となりました｡
③不動産事業不動産事業におきましては､賃料改定等により増収増益となりました｡これらの結果､不動産事業全体の営業収益は1 億3 千7 百万円と前年同四半期に比べ2 千2 百万円（19.8％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は1 億4 百万円と前年同四半期に比べ1 千8 百万円（21.1％）の増益となりました｡上記ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益はｾｸﾞﾒﾝﾄ間取引消去前の金額で記載しており､四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております｡なお､上記金額には､消費税等は含まれておりません｡（略）