日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比２６･４％増（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比２６･４％増（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　四半期純利益
26年3月期第1四半期　9,375 5.6 　　　77 43.3 　　43 26.4 　　1 △84.825年3月期第1四半期　8,875 △3.1　 53 △49.7 　34 △63.4　 6 △85.0
（略）
（１）経営成績に関する説明当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､ｱﾍﾞﾉﾐｸｽの３本の矢に対する期待感などから株価の上昇や円安が進み､企業収益の回復に向けた兆しが見られたものの､欧州の債務問題や新興国の経済成長の鈍化､円安進行による原材料価格の上昇など景気の下振れﾘｽｸも存在するなど､依然として先行き不透明な状況で推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟが属する物流業界につきましては､個人消費の伸び悩みによる国内貨物の減少､燃料価格の高止まりなど､取り巻く環境は厳しいものでありました｡このような状況の中で当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､｢日本一信頼される企業ｸﾞﾙｰﾌﾟ｣を目指し､収益力の向上および経営基盤の強化､国際物流事業の拡大､ＣＳＲ経営の推進を経営目標としてｸﾞﾙｰﾌﾟ一丸となって取り組みました｡国内につきましては､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ最大規模の拠点となる｢埼玉営業所｣が平成25年６月から稼働したことに加えて､新規･既存得意先に対する積極的な営業活動を展開し､３ＰＬ事業の拡大に努めました｡海外につきましても､ﾍﾞﾄﾅﾑ･ﾀｲにおいて､食品関連の取扱いの拡充などを進め､業容の拡大を図りました｡これらの取り組みにより､営業収益､営業利益および経常利益につきましては､国内･海外ともに前連結会計年度の期中に受注した新規得意先の収益が寄与したことや､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの業績に影響を与える主要な為替ﾚｰﾄであるﾍﾞﾄﾅﾑﾄﾞﾝ（ＶＮＤ）が前年同期と比べ､円安に推移したことなどから､増収増益となりました｡一方で､四半期純利益につきましては､少数株主利益が増加したことなどから､減益となりました｡その結果､当第１四半期連結累計期間の営業収益は93億75百万円（前年同期比5.6％増）､営業利益は77百万円（同43.3％増）､経常利益は43百万円（同26.4％増）､四半期純利益は１百万円（同84.8％減）となりました｡
事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄ業績は､次のとおりであります｡①貨物自動車運送事業当社およびLOGITEM（THAILAND）CO.,LTD.において､前連結会計年度の期中に新規得意先の業務を受注したことや､LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2およびLOGITEM VIETNAM CORP.において､既存得意先の取扱いが増加したことなどから､増収増益となりました｡その結果､営業収益は47億53百万円（前年同期比6.8％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は３億41百万円（同25.0％増）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の50.7％を占めております｡
②ｾﾝﾀｰ事業営業収益につきましては､当社において､前連結会計年度の期中に新規得意先の業務を受注したことなどから､増収となりました｡一方で､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益につきましては､当社において､既存得意先からの作業単価の改定要請に伴う値下げを実施したことや新規業務における作業効率化の遅れなどから､減益となりました｡その結果､営業収益は15億94百万円（前年同期比3.4％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は１億６百万円（同10.0％減）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の17.0％を占めております｡
③ｱｾｯﾄ事業営業収益につきましては､当社において､平成25年６月から埼玉営業所が稼働したことや､LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2において､既存得意先の取扱いが増加したことなどから､増収となりました｡一方で､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益につきましては､当社において､倉庫稼働率が低下したことなどから､減益となりました｡

その結果､営業収益は15億33百万円（前年同期比4.3％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は１億55百万円（同13.1％減）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の16.4％を占めております｡
④その他事業LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1において､旅客自動車運送事業が拡大したことや､当社において､引越移転事業が好調に推移したことなどから､増収増益となりました｡その結果､営業収益は14億94百万円（前年同期比5.7％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は１億96百万円（同14.2％増）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の15.9％を占めております｡
（略）