石油資源開発／福島県に天然ｶﾞｽ輸送用ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝを建設｜物流ﾆｭｰｽ

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■石油資源開発／福島県に天然ｶﾞｽ輸送用ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝを建設

郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝの建設について　石油資源開発株式会社（以下､｢当社｣）は､福島県本宮もとみや市から同郡山市までの間に新たな天然ｶﾞｽ輸送用ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ（以下､｢郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ｣）を建設することを決定しましたので､お知らせいたします｡　当社は､新潟･仙台間ｶﾞｽﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ（２６１km　平成８年４月運開）､白石･郡山間ｶﾞｽﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ（９５km　平成１９年３月運開）を建設･操業し､東北電力株式会社と共同で設立した東北天然ｶﾞｽ株式会社を通じて､ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ沿線の天然ｶﾞｽ供給事業を行っております｡　白石･郡山間ｶﾞｽﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝの運開当初より､郡山市を供給区域とする東部ｶﾞｽ株式会社福島支社様（以下､｢東部ｶﾞｽ｣）に天然ｶﾞｽを供給しておりますが､今回､建設を決定した郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝは､郡山市の北に位置する本宮市内において白石･郡山間ｶﾞｽﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝから分岐し､東部ｶﾞｽ供給区域である郡山市の東地区に向けて新たに敷設するものです｡本ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ敷設により郡山市内への天然ｶﾞｽ供給力と安定性は抜本的に強化され､産業用需要を中心としたお客様の天然ｶﾞｽﾆｰｽﾞにこれまで以上に柔軟に対応することが可能となります｡当社は郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝを活用し東部ｶﾞｽと協力して天然ｶﾞｽの普及促進に取り組み､今後とも地域の環境保全と経済振興に貢献してまいります｡　天然ｶﾞｽは､地球環境に優しいｴﾈﾙｷﾞｰとして今後も一層の普及が期待されています｡当社は現在､事業化につき検討中の相馬LNG受入基地建設ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ（平成２４年１１月３０日ﾆｭｰｽﾘﾘｰｽ）を始め､今後ともｶﾞｽ供給ｲﾝﾌﾗの整備を進めるとともに､安定したｶﾞｽｿｰｽ（LNG）の調達に努めることにより､天然ｶﾞｽ事業の上流から中･下流に至る一貫供給体制を更に強固なものにしてまいります｡　郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝの建設につきましては､安全性に十分留意し作業を進めてまいりますので､皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます｡【郡山北部ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝの概要】区間：福島県本宮市（白石･郡山間ｶﾞｽﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ分岐地点）～福島県郡山市延長：約12km口径： 6ｲﾝﾁ（150mm）設計圧力： 6.86MPa供用開始：平成27年2月（予定）