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■郵船ロジスティクス/環境に優しい鋼材輸送を実現
環境に優しい鋼材輸送を実現
[2013.5.17]
 郵船ロジスティクス株式会社(社長:倉本博光)は、鋼材の海上コンテナへの積載方法を改良し、木材資材ゼロの輸送を可能にしました。
 これまで、自動車用鋼板などの重量物は、コンテナ内で転倒することを防ぐため、熱処理された木材、ラッシングベルト、帯鉄を使用し貨物を固定する方法が一般的ですが、今般発泡ポリスチレン(以下EPS(*))を固定資材として採用し、木材使用ゼロを実現することで、以下が可能になりました。
1. コンテナ積載効率の向上貨物の剛性や形状に合わせてジャストサイズにEPSを切断することにより、コンテナ内の積載効率の向上と輸送費用の削減が可能になります。









EPSにより効率的な積載を実現

2. コンテナへの積み付け所要時間の短縮従来、1コンテナあたり約1.5時間所要していた積み付け作業は15分に短縮することができ、緊急出荷などにも柔軟な対応が可能になりました。








EPSの切断(左)とコイルの積載(右)は、専用機材で万全の体制を整備
3. 環境負荷の低減EPS導入により、1コンテナあたり15〜30メートル使用していた木材はゼロになりました。また、EPS は100%リサイクル可能であり、環境に配慮した輸送が可能になります。









従来の木材による固定

EPSによる固定
 従来、コイルなどの鋼材輸送は在来船による大量輸送が大半を占めていましたが、近年コンテナによる多頻度、少量輸送に対する要望の高まりなどを受け、今般の技術導入に至りました。この積載技術はオーストラリアの港湾作業会社ストラング・システムズが開発したもので、日本国内でサービスを提供できるのは、同社と独占販売契約を結んだ当社のみです。
 当社は、この輸送技術と発着地での輸出入通関、海上輸送、着地でのデバンニング、配達などを組み合わせ、総合物流企業の強みを生かしたワンストップサービスを展開します。
(*)EPS(Expanded Poly-Styrene)EPSは体積の98%が空気、2%が原料という省資源素材で、性質変化が少ないという特徴から100%リサイクルが可能です。
 
以上 
 
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