日本貨物鉄道／４月の輸送動向は前年比102.3%｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本貨物鉄道／４月の輸送動向は前年比102.3%

輸送動向について（４月分）

１．輸送概況今月は､上旬に大型低気圧の接近等による輸送障害､中旬には淡路島地震に伴う運転規制の影響を受け､月全体で高速貨132 本､専貨2 本が運休となった｡荷動きについては､海外景気の低迷を受け輸出を中心に生産の減少があるものの､一部顧客のﾓｰﾀﾞﾙｼﾌﾄの進展に加え､平日稼働日が多かったこともあり､月全体では前年を上回った｡ｺﾝﾃﾅ貨物は､自動車部品､化学薬品等が前年を下回ったものの､積合せ貨物､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟ等が前年を上回り､全体では前年比101.7%となった｡自動車部品は国内需要の減少､化学薬品は一部顧客の輸送中止によりそれぞれ減送となった｡一方､積合せ貨物は一部顧客の専用列車の運行開始等により増送となった｡また､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟは震災により被災した生産拠点の復旧により増送となった｡車扱貨物は､石油が一部区間での輸送終了に伴い前年を下回ったものの､ｾﾒﾝﾄ･石灰石等が前年の工場の定期修理等の反動により増送となり､全体では前年比102.3%となった｡
（略）