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■昭和電工/中国・現地黒鉛電極メーカーの子会社化を完了
中国・現地黒鉛電極メーカーの子会社化を完了
2013年3月26日
 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、中国の黒鉛電極の一貫製造会社である中鋼集団四川炭素有限公司(以下、四川炭素)の持分取得にかかる手続きを完了し、3月18日付で当該申請が関係当局から承認されたことを受け、四川炭素を四川昭鋼炭素有限公司(以下、四川昭鋼炭素)として子会社化いたしました。今後は当社の黒鉛電極製造の技術を導入し、四川昭鋼炭素の製品品質を高め、需要伸長が予想される中国を含むアジア市場での事業拡大を図ります。
 黒鉛電極は鉄のスクラップを原料とする電炉鋼を製造する工程において不可欠な消耗材料です。電炉鋼は鉄のリサイクル製品であり、高炉に比べ製造時のCO2排出量が少ないなど低環境負荷である特長を有するとともに、自動車の普及や都市の発展により大量の鉄スクラップが発生するアジアなどの新興市場での生産量増大が見込まれています。
 当社はこれまで、大町事業所(長野県大町市)、昭和電工カーボン(米国サウスカロライナ州)の2拠点より高品質の黒鉛電極を主に先進市場へ提供してまいりました。今回、四川昭鋼炭素を新たな拠点に加えることで、新興市場向け製品の供給体制を整えることにより、ハイエンドとボリュームゾーンの両市場に向けた二正面戦略を着実に進めてまいります。
【当社の黒鉛電極 年産能力】




拠点

 生産能力(現在)

生産能力(2014年末時点)

大町事業所

60,000トン

60,000トン

昭和電工カーボン

45,000トン

75,000トン

四川昭鋼炭素

22,000トン

22,000トン


合計

127,000トン

157,000トン
【四川昭鋼炭素有限公司の概要】



社名
:四川昭鋼炭素有限公司

所在地
:中国四川省広元市

営業開始日
:2013年3月18日

資本金
:3億5千万人民元

株主
昭和電工株式会社 67%


中国中鋼集団公司 30%


東海貿易株式会社 3%

代表
董事長 水野義治


総経理 吉田義昭

事業内容
:黒鉛電極の製造・販売

従業員
:約400人
 
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