ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ／東証にJ-REITを上場｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ／東証にJ-REITを上場

ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ東証にJ-REITを上場
2012-11-14

･ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ･ﾘﾐﾃｯﾄﾞ（以下｢GLP｣）は､子会社が運用を受諾する不動産投資法人（以下｢J-REIT｣）に対し､GLPｸﾞﾙｰﾌﾟの特定目的会社※1が保有する30棟の物流施設を約2,090億円（26億米ﾄﾞﾙ）※2で売却することを合意しました｡
･J-REITの投資口は､株式会社東京証券取引所（以下｢東証｣）に上場予定であり､GLPは､J-REITが発行する投資口の約15％を､ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社を通じて保有することを予定しています｡
世界有数の規模を誇る先進的物流施設ﾌﾟﾛﾊﾞｲﾀﾞｰであるGLPは､子会社が運用する､日本の物流施設の所有と運営に特化した不動産投資法人（J-REIT）に対し､その運用資産としてGLPｸﾞﾙｰﾌﾟの特定目的会社が保有する30棟の物流施設を施設の評価額に基づいて約2,090億円（26億米ﾄﾞﾙ）で売却することに合意しました｡GLPはこの売却により約840億円（10億米ﾄﾞﾙ）の正味手取り金を受領する見込みですが､これにより得られる資金を主として日本や中国などにおける物流施設への投資に用いる予定です｡なお､GLPはJ-REITに対し今般売却する30棟の施設に加えて､GLPｸﾞﾙｰﾌﾟの特定目的会社が保有する3棟の施設について売買予約契約を締結しています｡
また､J－REITの投資口は､東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場を承認され､本年12月21日に新規上場する予定です｡GLPは､今般のJ-REIT投資口の新規公開（IPO）時に､J-REITの投資主利益とGLPｸﾞﾙｰﾌﾟの利益を合致させることを目的として､J-REIT投資口の約15％を､ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社を通じて保有することを予定しています｡
GLPの副会長であるｼﾞｪﾌﾘｰ･ｼｭﾜﾙﾂは｢J-REITの上場を発表できることを大変嬉しく思っています｡J-REITの設立は､我々のﾌｧﾝﾄﾞ運用の基盤を強化させると共に､これによりGLPｸﾞﾙｰﾌﾟに創出される収益が長期的かつ持続的な株主価値の向上をもたらすものと期待しています｣と感想を述べています｡ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ証券取引所の上場規制により､GLPは､物件の売却について株主の承認を得るため､適時適切に株主にJ-REITについてのより詳細な説明を提供し､臨時株主総会を招集します｡

※1　GLPが間接的に特定出資及び優先出資の全額を保有する特定目的会社をいいます｡※2　記載がない限り､為替ﾚｰﾄは11月2日の終値｡1ﾄﾞﾙ=80.53円

ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ･ﾘﾐﾃｯﾄﾞについて（www.glprop.com）GLPは世界有数の規模を誇る先進的物流施設ﾌﾟﾛﾊﾞｲﾀﾞｰであり､日本､中国及びﾌﾞﾗｼﾞﾙの物流施設市場におけるﾏｰｹｯﾄﾘｰﾀﾞｰです｡中国､日本及びﾌﾞﾗｼﾞﾙの主要60都市で205の物流施設団地に505施設を所有､管理及び賃貸しています｡各物流施設は各国の港､空港､ｲﾝﾀｰﾁｪﾝｼﾞまたは工業地帯など主要な物流拠点に所在し効率的な物流網を形成しています｡ﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型施設､ﾋﾞﾙﾄﾞ･ﾄｩ･ｽｰﾂ型施設及びｾｰﾙｽ･ｱﾝﾄﾞ･ﾘｰｽﾊﾞｯｸ等の多様なｿﾘｭｰｼｮﾝの提供により､GLPは世界の主要な製造､小売り､3PL会社の戦略的な拡大目標を目指したｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝの効率の改善を使命としています｡なお､GLPは2010年10月18日にｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ証券取引所のﾒｲﾝﾎﾞｰﾄﾞに上場されました(株式ｺｰﾄﾞ:MC0.SI)｡
GLﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ株式会社について（www.glprop.co.jp）GLﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞ株式会社は､世界有数の規模を誇る先進的物流施設ﾌﾟﾛﾊﾞｲﾀﾞｰであるｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾛｼﾞｽﾃｨｯｸ･ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰｽﾞの日本法人で､日本の主要な物流拠点を網羅する7都市83棟の物流施設を運営しています｡総延床面積は約358万平方ﾒｰﾄﾙにのぼり､都市の生活や経済活動を支える重要なｲﾝﾌﾗとしての､高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています｡

以上