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■三菱レイヨン/炭素繊維複合材料事業の強化拡大で「チャレンヂ」を買収
株式会社チャレンヂの買収について 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下「当社」)は、このたび自動車用途における炭素繊維複合材料事業の強化拡大を図るため、株式会社チャレンヂ(本社:埼玉県狭山市、社長:中村 敬佳、以下「チャレンヂ」)の全株式を取得し、11月1日付けで当社の100%子会社と致しました。今後は、チャレンヂを当社の炭素繊維強化樹脂(CFRP)部品の開発・生産拠点とし、自動車用途及び産業用途向けCFRP部品の受注拡大を積極的に進めて参ります。 チャレンヂは1970年の創業で、レースカー分野におけるCFRP部品の設計製造加工では草分け的存在です。1998年には日産スカイラインGT−RのCFRP部品(ディフューザー)の量産を日本ではじめて手掛ける等、プリプレグを用いた従来工法での自動車部材採用実績を積み上げてきました。最近では、当社が開発したハイサイクル成形「PCM工法」によるCFRP部品の量産工程確立に共同で取り組んできました。このたび両社の協力体制を更に強固なものとし、設計開発から量産化の流れを加速する為に、同社の全株式を当社が取得することで合意致しました。 チャレンヂは来年後半に世界で初となるPCM工法による自動車部品の生産を開始する予定であり、それに向けて近々大型プレス機及び加工時間短縮化の為の諸設備を導入致します。CFRPを車体構造材に使用する電気自動車BMW i3が来秋に販売開始されるなど、CFRP部品を本格的に採用する動きが世界的に加速しており、PCM工法はRTM工法と並ぶ熱硬化樹脂を用いた中規模量産成形工法として認知度が高まっています。 これまで当社では、豊橋にある複合材料開発センターで各種開発をすすめてきましたが、今回CFRP成形事業で40年余の歴史を有し、多様な顧客要求に応じることの出来る技術対応力と独創的開発力を併せ持つチャレンヂを当社のパートナーに迎えることで、炭素繊維複合材料事業の川中・川下展開において大きな一歩を踏み出すこととなりました。【PCM (Prepreg Compression Molding)工法について】 熱硬化系エポキシ樹脂(2〜5分硬化)を用いたプリプレグのプリフォームを金型で加熱・高圧プレス(プレス圧:1平方センチメートル当たり30〜100キログラム)する成形法。【チャレンヂについて】 1.正式社名   株式会社 チャレンヂ 2.所在地     埼玉県狭山市大字根岸679−1 3.代表者     代表取締役社長 中村敬佳 4.設立      1970年創業 5.資本金     10百万円 6.従業員数   50名 7.会社概要   オートクレーブ成形法をメインとしたCFRP部品成形メーカー
 
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