日本石油輸送／売上高は前年比4･4％減､経常利益は前年比117･1％増（平成25年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本石油輸送／売上高は前年比4･4％減､経常利益は前年比117･1％増（平成25年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）

平成25年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益
25年3月期第２四半期　14,316 △4.4 　149 481.0 　　300 117.1 　233 138.924年3月期第２四半期　14,969 3.4 　　　25 △92.0 　138 △66.6 　97 △29.1
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は､東日本大震災からの復興需要等により緩やかな回復傾向にあるものの､欧州政府債務危機を背景とした海外経済の減速や円高等の問題もあり､先行き不透明な状況が続いております｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟを取り巻く物流業界におきましては､生産の回復や前年度における大幅減の反動があるものの､国内貨物輸送数量は依然として低い水準にあります｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､顧客から信頼され選択される物流ﾊﾟｰﾄﾅｰとして､安全で高品質な輸送の提供に努めるなか､鉄道輸送および自動車輸送をもつ企業ｸﾞﾙｰﾌﾟの強みをさらに生かすべく､営業部門の組織改定を実施したほか､新しい輸送容器や新規事業の開発に積極的に取り組んでまいりました｡なお､震災の影響のため､郡山･盛岡向けの石油製品の鉄道ﾀﾝｸ車輸送は関東地区から行っておりましたが､復旧工事が完了し､平成24年9月7日より､震災前と同様に仙台地区からの輸送を再開いたしました｡この結果､当第２四半期連結累計期間における売上高は14,316百万円（前年同期比4.4％減）となりましたが､経費削減に努めた結果､営業利益は149百万円（同481.0％増）､経常利益は300百万円（同117.1％増）､四半期純利益は233百万円（同138.9％増）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の概況は､次のとおりであります｡石油輸送事業石油輸送事業につきましては､低燃費車の普及､燃料転換の進展等による石油製品需要の長期的な減退傾向が続いていることに加え､製油所･油槽所の閉鎖の影響を大きく受けたため､輸送数量は減少いたしました｡この結果､当事業における売上高は7,473百万円（前年同期比9.3％減）となりました｡
高圧ｶﾞｽ輸送事業高圧ｶﾞｽ輸送事業につきましては､民生用における都市ｶﾞｽ原料用の輸送が冷暖房需要の増加により堅調に推移したものの､産業用において､夏場以降､自家発電や工場の稼働率低下による需要減の影響を受け､ＬＮＧ（液化天然ｶﾞｽ）の輸送数量は減少いたしました｡この結果､当事業における売上高は3,361百万円（前年同期比3.0％減）となりました｡
化成品･ｺﾝﾃﾅ輸送事業化成品輸送事業につきましては､石油化学会社･製紙会社等の生産活動の回復に加え､積極的な営業活動による新規顧客への拡販が寄与し､輸送容器のﾘｰｽ需要および輸送数量は増加いたしました｡ｺﾝﾃﾅ輸送事業につきましては､台風等の自然災害や北海道地区の脱線事故による貨物列車の運休の影響があったものの､生産活動の回復や野菜類の出荷も堅調に推移したため､輸送需要は増加いたしました｡この結果､当事業における売上高は3,481百万円（前年同期比6.8％増）となりました｡
（略）