新日鉄住金ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ／ﾌｨﾘﾋﾟﾝにおける建築･鋼構造事業に関する3社合弁会社を設立｜物流ﾆｭｰｽ

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■新日鉄住金ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ／ﾌｨﾘﾋﾟﾝにおける建築･鋼構造事業に関する3社合弁会社を設立

ﾌｨﾘﾋﾟﾝにおける建築･鋼構造事業に関する3社合弁会社を設立～新日鉄住金ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ､ｸﾞﾗﾝﾄﾞｽﾊﾟﾝﾃﾞﾍﾞﾛｯﾌﾟﾒﾝﾄ､ｴｽｶ～

　新日鉄住金ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ株式会社(代表取締役社長高橋誠､本社東京都品川区)､ｸﾞﾗﾝﾄﾞｽﾊﾟﾝﾃﾞﾍﾞﾛｯﾌﾟﾒﾝﾄ社(代表取締役社長 Mr. Alfred S. Tiu､本社ﾘｻﾞｰﾙ州)､ｴｽｶ社(代表取締役社長 Dr. Ernesto S. De Castro､本社ｹｿﾝ市)の3社は､来年4月1日を目途に合弁会社を設立することに合意し､10月11日ﾌｨﾘﾋﾟﾝ/ﾏﾆﾗ市において合弁意向書に調印いたしました｡

　当社は建築･鋼構造分野において国内外で多くの実績と知見を有しておりますが､堅調な経済発展が進み､かつ地震国であるﾌｨﾘﾋﾟﾝを新たな市場と位置付け､この取組推進に向けて来年4月に合弁会社を設立することとしました｡

　現在ﾌｨﾘﾋﾟﾝにおける建物はRC造が主流ですが､工期短縮･機能の高度化を目指してｵﾌｨｽ等の鉄骨造化が進むものと思われます｡
この市場を対象として､建築･土木分野で鉄骨製作の実績を多く持つｸﾞﾗﾝﾄﾞｽﾊﾟﾝﾃﾞﾍﾞﾛｯﾌﾟﾒﾝﾄ社､及び同分野で多くの構造設計の実績を持つｴｽｶ社と共同で､今後市場拡大が見込まれる超高層ﾋﾞﾙ､大型屋根構造案件での鉄骨工事一式受注への取組み､また､当社が得意とする免制震技術の販売･普及を合弁会社を通じて行うことといたしました｡

　当社はこの合弁会社を活用しながら､今後､ﾌｨﾘﾋﾟﾝ以外での東南ｱｼﾞｱ諸国にも活動を展開するとともに､2015年戦略目標である海外売上比率40%達成に向けて鋭意取り組んでまいります｡

左より､ｸﾞﾗﾝﾄﾞｽﾊﾟﾝﾃﾞﾍﾞﾛｯﾌﾟﾒﾝﾄ社:ﾁｭｰ社長､ｴｽｶ社:ﾃﾞ･ｶｽﾄﾛ社長新日鉄住金ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ:高橋社長

【参考】

名称
GRNAD SPAN DEVELOPMENT CORPORATION (GDC)
ESCA INCORPORATED

主業
鉄骨加工業､建設業
構造設計

業績
2010年度売上:171百万PESO(約342百万円)税引後利益:1.5百万PESO(約3百万円)　ROS:0.9%
2009年度売上:51百万PESO(約102百万円)税引後利益0.1百万PESO(約0.2百万円)　ROS:0.2%

所在地
National Highway Barrio Tagpos Binangonan Rizal 1940Philippines
Esca Global Centre 78 8th Avenue, Brgy, Socorro Murphy,Cubao Quezon, Philippines

従業員数
約300名
約70名