住友大阪ｾﾒﾝﾄ／高機能ﾌｨﾙﾑ事業における事業見直し｜物流ﾆｭｰｽ

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■住友大阪ｾﾒﾝﾄ／高機能ﾌｨﾙﾑ事業における事業見直し

高機能ﾌｨﾙﾑ事業における事業見直しのお知らせ　当社は高機能ﾌｨﾙﾑ事業の見直しに関し､下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします｡記１．　高機能ﾌｨﾙﾑ事業における事業の見直し内容　１）高機能ﾌｨﾙﾑ事業におけるﾌﾟﾗｽﾞﾏﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲﾊﾟﾈﾙ（以下｢ＰＤＰ｣といいます｡）用ﾌｨﾙﾀｰ製品の生産･出荷を､本年１２月中をもって終了いたします｡　２）今後は､同製品で培われた当社独自技術を活かした電磁波遮蔽ﾌｨﾙﾑ（※）製品の生産に特化して､大型ＰＤＰ用等に販売を継続してまいります｡　※電磁波遮蔽ﾌｨﾙﾑ：樹脂製ﾌｨﾙﾑ上に金属細線を網目状に印刷･加工した透明導電性ﾌｨﾙﾑ　３）高機能ﾌｨﾙﾑ事業といたしましては､上記ＰＤＰ用電磁波遮蔽ﾌｨﾙﾑ製品のほか､熱線遮蔽ﾌｨﾙﾑ等､より競争力のある機能性ﾌｨﾙﾑ製品の販売に注力し､事業の再構築による収益構造の改善を図ってまいります｡２．　見直しの経緯･理由　１）ここ数年､ﾃﾚﾋﾞ用ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ部品の市場におけるＰＤＰのｼｪｱは世界的に減少傾向にあり､厳しい市場環境となっておりました｡　２）当社は､ＰＤＰ用ﾌｨﾙﾀｰ製品の合理化､ｺｽﾄ削減を積極的に進めてまいりましたが､主要顧客からの受注数量が大幅に減少するなど､今後の収益確保が困難な状況になっておりました｡　３）かかる状況下で､高機能ﾌｨﾙﾑ事業の再構築のためには､ＰＤＰ用ﾌｨﾙﾀｰ製品からの撤退が不可欠と判断いたしました｡３．当期業績への影響　ＰＤＰ用ﾌｨﾙﾀｰ製品の生産終了に伴い､不要在庫品の除却･廃棄､一部外注委託先への補償金支払い等により､平成２５年３月期第２四半期決算において､６億円程度を特別損失に計上する予定です｡なお､当期の営業損益に与える影響は軽微であります｡以上