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■YKK AP/埼玉窓工場 第二期工事「機能ガラス棟」操業開始
YKK AP埼玉窓工場 第二期工事「機能ガラス棟」操業開始− Low-Eガラス製造ライン追加、"窓"の一貫製造供給拠点 −




YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は埼玉県久喜市菖蒲町台に2011年9月より建設を進めておりました「埼玉窓工場」の第二期「機能ガラス棟」の工事が完了し、10月9日に操業を開始しました。「埼玉窓工場」は当社初の"窓"の製造供給拠点として、2011年7月に操業を開始しました。主にYKK APの窓事業カテゴリーブランド「APW」シリーズの生産を行っています。窓事業の中核工場と位置づけ、当社において関東・甲信越エリアで最大規模の製造拠点となります。「機能ガラス棟」は、Low-Eガラス※の製造供給施設です。最新鋭のスパッタリングラインで生産されたLow-Eガラスを、隣接する窓棟で複層ガラスに切断・加工し、ジャストインタイムで「APW」ラインへと運ばれ、「窓」として埼玉窓工場内で一貫製造されます。YKK APでは、1985年から高機能ガラスの生産技術の蓄積を開始し、北海道・富山県に続き3カ所目のLow-Eガラス製造拠点となります。「機能ガラス棟」の操業により、Low-Eガラスの生産能力が2.3倍に増強されます。住宅の窓にLow-E複層ガラスを使用することで、夏の太陽熱の室内への侵入を防ぎ、また冬は暖房熱を外に逃がさず、冷暖房費を抑制する効果があります。YKK APは、Low-E複層ガラス装着窓の普及を通じて住宅の省エネ化を推進するため、Low-E複層ガラスの装着率向上に向けた取り組みを行っています。また、「埼玉窓工場」は、「環境に配慮し、地域社会に根ざした工場」をコンセプトに、敷地緑化など環境負荷低減と自然環境の有効利用に取り組み、地域との交流を大切にした工場を目指しています。



「機能ガラス棟」環境負荷低減のための取り組み

@
屋根、外壁に高断熱の建材を使用し、ガラス部分にはLow-E複層ガラスを採用。

A
工場内の照明に高天井用LED照明を採用、従来のメタルハライドランプと比較して消費電力を約5割削減。照度センサーと連動させる事で更なる削減を見込む。

B
トップライトを均一に配置し、工場内全域で自然採光を積極的に利用。
※Low-Eガラス:Low Emissivity(低放射)の略。ガラスの表面に特殊な金属膜をコーティングし放射による熱の伝達を妨げます。



<埼玉窓工場の概要>




所在地
:埼玉県久喜市菖蒲町台(菖蒲南部産業団地 )

敷地面積
:86,716m2

従業員数
:350名(2012年10月)

工場長
:阿部 浩司

<第二期工事の概要>




建物名称
:埼玉窓工場 機能ガラス棟

構造
:S造、地上1階

延床面積
:9,318.89m2

投資額
:約40億円(建屋・設備含む)

着工
:2011年9月

操業
:2012年10月9日

 
 

主な生産品目
:Low-Eガラス

主な設備
:Low-Eガラス製造ライン

生産能力
:250万m2/年

 
 

設計・監理
:株式会社竹中工務店

デザイン監修
:大野秀敏・江口英樹/アプルデザインワークショップ

施工
:株式会社竹中工務店・大和ハウス工業株式会社・株式会社錢高組 共同企業体
上記に関するお問い合せは、こちら よりお願いいたします。
尚、YKK APホームページの無断転用・転記はご遠慮いただいております。
 
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