日本貨物鉄道／7月のｺﾝﾃﾅ貨物は前年比104.5％｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本貨物鉄道／7月のｺﾝﾃﾅ貨物は前年比104.5％

輸送動向について（７月分）平成２４年８月
１．輸送概況今月は､上旬に広島･岡山地区において大雨による輸送障害等が発生し､月全体では高速貨100 本が運休となった｡荷動きについては､東日本大震災からの復旧に伴い企業の生産活動は徐々に回復しているものの､欧州政府債務危機を受けた景気悪化により輸出企業等において販売量が減少し､月全体では低調に推移した｡ｺﾝﾃﾅ貨物は､食料工業品､積合せ貨物等が前年を下回ったものの､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟ､自動車部品等が前年を上回り､全体では前年比104.5％となった｡食料工業品は前年にﾋﾞｰﾙ等の東北向けの出荷が旺盛であったため減送となった｡また､積合せ貨物は大雨による輸送障害の影響を受けて減送となった｡一方､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟ､自動車部品等は前年の震災による出荷減の反動に伴い､大きく増送となった｡車扱貨物は､石油をはじめ全ての品目が前年を下回り､全体では前年比91.6％となった｡石油は一部区間での輸送終了及び需要の減により減送となった｡
（略）