ｴｽﾗｲﾝ／２８００万円の経常損失を計上（平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｴｽﾗｲﾝ／２８００万円の経常損失を計上（平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　経常利益　四半期純利益
25年3月期第1四半期　9,560 △3.2 　△68 ― 　△28 ― 　△29 ―24年3月期第1四半期　9,878 1.7 　　△92 ― 　△52 ― 　△257 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､震災復興需要などにより企業の生産や設備投資に持ち直しの動きが見られるものの､欧州の債務危機を背景とした円高･株安の長期化により､国内経済は依然として先行き不透明な状況のまま推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主要な事業であります物流関連業界におきましては､一部で個人消費の持ち直しや生産活動の回復により､国内貨物の輸送量が前年を若干上回ることが予想されていますが､同業者間での貨物獲得競争や価格競争の激化､また不安定な原油価格の動向など､引き続き厳しい経営環境が続いております｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､お客様が求められる物流ﾆｰｽﾞに的確にお応えするために､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟが持てるﾈｯﾄﾜｰｸとｴﾘｱごとの物流機能を結集した総合力を活かして､業績確保と企業価値の向上に取り組んでまいりました｡この結果､当第１四半期連結累計期間の業績は､営業収益95億60百万円（前年同期比3.2％減）､営業損失68百万円（前年同期は92百万円の営業損失）､経常損失28百万円（前年同期は52百万円の経常損失）､四半期純損失29百万円（前年同期は２億57百万円の四半期純損失）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡［物流関連事業］物流関連事業の主な事業収益は､貨物自動車運送事業､倉庫業､自動車整備事業､情報処理ｻｰﾋﾞｽ業､損害保険代理業などであります｡貨物自動車運送事業のうち､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主力であります特別積合せ部門では､輸送単価が下落するなかでの貨物輸送量の確保､更には､お客様からの物流経費の削減要請など､非常に厳しい状態が続いております｡また､家電配送業務においては､昨年の地ﾃﾞｼﾞ化移行の完了を機に､ﾃﾚﾋﾞを始めとした家電製品の配送･ｾｯﾃｨﾝｸﾞ業務の減少が依然として続いています｡このような状況の中で､営業面では既存のお客様との連携を強化するとともに､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟのﾈｯﾄﾜｰｸを活かした営業活動を行い物量確保に努めてまいりました｡またｺｽﾄ管理面では､特別積合せ部門の物流拠点のﾘﾆｭｰｱﾙや再構築･再編を行い､作業の合理化や効率化を積極的に進めるとともに､作業内容や配送ｺｰｽの見直しによる傭車費や外部委託費の削減にも取り組んでまいりました｡この結果､物流関連事業の営業収益は93億95百万円（前年同期比3.3％減）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は68百万円（前年同期比103.1％増）となりました｡
［不動産関連事業］不動産関連事業につきましては､ｴｽﾗｲﾝｸﾞﾙｰﾌﾟ各社にて保有している遊休資産を有効活用するために､外部への賃貸事業を営んでまいりました｡当第１四半期連結累計期間においては､ｴｽﾗｲﾝｷﾞﾌの旧浜松支店の跡地を飲食ﾁｪｰﾝ店に賃貸を開始いたしました｡この結果､不動産関連事業の営業収益は94百万円（前年同期比2.9％減）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は46百万円（前年同期比1.9％増）となりました｡
［その他］主に､旅客自動車運送事業を営んでおります｡岐阜地区の高校や大学の通学ﾊﾞｽを中心とした定期運行に加えて､冠婚葬祭時の送迎や学校の長期休暇時のｻｰｸﾙ活動､さらには地域ｸﾞﾙｰﾌﾟの行楽など､地元に密着した運行業務に安全と安心を第一に取り組んでまいりました｡この結果､その他の営業収益は70百万円（前年同期比2.2％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は６百万円(前年同期比33.3％減）となりました｡
（略）