澁澤倉庫／経常利益は前年比１２･５％減（平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■澁澤倉庫／経常利益は前年比１２･５％減（平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成25年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益
25年3月期第1四半期　13,746 △1.5 　696 △16.5 　699 △12.5 　254 △50.424年3月期第1四半期　13,950 2.3 　　　833 0.5 　　　798 △5.7 　512 41.2
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､欧州債務危機問題の再燃や円高傾向の継続があったものの､復興需要の拡大や個人消費の改善により景気は緩やかに回復しました｡このような経済情勢にあって､物流業界では円高持続が下押し要因となり輸出貨物が伸び悩んだものの､消費財を中心に国内貨物の荷動きは堅調に推移しました｡一方､不動産賃貸業界では都市部のｵﾌｨｽﾋﾞﾙの空室率が借り替え需要などの動きにより下げ止まり､賃料相場は横ばいで推移しました｡このような事業環境のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､今期が最終年度である中期経営計画｢SUCCESS 2012｣の事業戦略に沿い､積極的な営業活動を展開いたしました｡物流事業においては､消費財を中心とした国内輸配送業務の拡販や海外拠点における新規営業活動に努めてまいりました｡また､不動産事業においては､既存施設の計画的な保守､改良工事を実施し､現有資産の付加価値向上に努めました｡この結果､当第１四半期連結累計期間の営業収益は､不動産事業で若干増収となったものの､物流事業において震災対応の緊急輸送需要の終息もあり､輸入航空貨物の取扱いが大きく減少したことや､前期に実施したｺﾞﾙﾌ場事業の売却により､前年同期比２億４百万円（1.5％）減の137億４千６百万円となりました｡営業利益は､物流事業における収益減に伴う利益の減少により､同１億３千７百万円（16.5％）減の６億９千６百万円となりました｡経常利益は､資金調達費用は減少したものの､営業利益の減少により､同９千９百万円（12.5％）減の６億９千９百万円となりました｡また､四半期純利益は､投資有価証券評価損を特別損失として計上したことにより､同２億５千８百万円（50.4％）減の２億５千４百万円となりました｡
当社ｸﾞﾙｰﾌﾟのｾｸﾞﾒﾝﾄの概況は､次のとおりであります｡① 物流事業倉庫業務は､保管料収入および荷役料収入ともにほぼ前年同期並みに推移し､営業収益は前年同期比２千万円（0.9％）増の23億２千３百万円となりました｡港湾運送業務は､在来船貨物に係る船内荷役業務の減少などにより､営業収益は同３千１百万円（2.3％）減の13億７千６百万円となりました｡陸上運送業務は､ﾌｪﾘｰ航送の取扱いが減少した一方､日用雑貨を中心とした輸配送業務の取扱いが増加し､営業収益は同６千８百万円（1.0％）増の70億１百万円となりました｡国際輸送業務は､海上貨物の取扱いが増加した一方､航空貨物において輸入貨物の取扱いが減少し､営業収益は同１億３千８百万円（12.1％）減の10億３百万円となりました｡この結果､物流事業全体の営業収益は前年同期比１億１千６百万円（1.0％）減の120億５千８百万円となりました｡営業費用は､貨物取扱いの増加に伴う作業費の増加などにより､同３千７百万円（0.3％）増の117億円となりました｡以上により､営業利益は､前年同期比１億５千３百万円（30.1％）減の３億５千７百万円となりました｡
② 不動産事業平成24年２月に竣工した神戸市中央区の賃貸用寄宿舎｢ﾄﾞｰﾐｰ三宮｣が寄与し､営業収益は前年同期比３千７百万円（2.3％）増の17億２千万円となりました｡営業費用は､光熱動力費やﾋﾞﾙ管理業務費の増加などにより､同４千９百万円（5.4％）増の９億６千５百万円となりました｡以上により､営業利益は､前年同期比１千１百万円（1.5％）減の７億５千４百万円となりました｡
（略）