極東開発工業／１０億７００万円の経常黒字を計上（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）｜物流ﾆｭｰｽ

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■極東開発工業／１０億７００万円の経常黒字を計上（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）

平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益
25年３月期第１四半期　16,401 41.　　　6 889 ― 　1,007 ― 　　633 133.924年３月期第１四半期1　1,582 △4.5 　△204 ―　 △140 ― 　270 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期連結累計期間における我が国経済は､東日本大震災の復興需要等を背景に生産活動や個人消費に回復の兆しはあるものの､欧州の財政金融不安や円高の長期化､また今夏の電力供給力不足懸念による事業活動への影響など､景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました｡このような状況下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは中期経営計画｢Plan2010｣の最終年度として中長期的な企業価値の向上を図るべく､諸施策を着実に遂行いたしました｡主力の特装車事業につきましては､国内市場は震災復興やｴｺｶｰ補助金および減税に伴う需要の増加などにより順調に推移しました｡環境事業につきましては､同じく震災復興需要が散見されたものの依然動きは鈍く､比較的厳しい状況でありました｡不動産賃貸等事業につきましては､立体駐車装置の需要が引き続き低調に推移し､厳しい状況が継続しました｡この結果､当第１四半期連結累計期間の業績は前年同期と比較して､売上高は主力の特装車事業の増加により4,818百万円（41.6％）増加して16,401百万円となりました｡営業利益は売上高の増加に伴い､1,093百万円増加して889百万円､経常利益は1,147百万円増加して1,007百万円､四半期純利益は362百万円（133.9％）増加して633百万円となりました｡
次に連結ﾍﾞｰｽでのｾｸﾞﾒﾝﾄ別の概要を前年同期と比較してご説明申し上げます｡①特装車事業特装車事業につきましては､国内は震災復興需要や､ｴｺｶｰ補助金および減税効果による新規･代替需要の増加などにより堅調に推移した一方､海外は､円高が継続したことなどにより厳しい環境で推移しました｡このような状況のもと､当社は､受注の確保に努めると共に､大型ﾀﾞﾝﾌﾟﾄﾗｯｸの生産を名古屋工場で再開させるなど､生産力の確保にも併せて注力しました｡海外につきましては､今年度中に本格的な操業を行う予定のｲﾝﾄﾞ工場（MITHRA KYOKUTO SPECIAL PURPOSE VEHICLE COMPANY PRIVATELIMITED：ｱﾝﾄﾞﾗ･ﾌﾟﾗﾃﾞｼｭ州ﾋﾞｼﾞｬﾔﾜﾀﾞ）の竣工前の最終調整および生産ﾄﾗｲｱﾙを行った他､平成24年６月12日付でｲﾝﾄﾞﾈｼｱの現地大手ｻﾘﾑ財閥傘下の上場企業であるｲﾝﾄﾞﾓｰﾋﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟと､両社で合弁会社２社（製造合弁会社､販売合弁会社）を設立することについて合意し､契約を締結しました｡平成25年７月の稼動を目標とし､今後準備を進めてまいります｡この結果､売上高は4,958百万円 (55.8％）増加して13,848百万円となりました｡営業利益は1,203百万円増加して729百万円となりました｡
②環境事業環境事業につきましては､国内では引き続きﾌﾟﾗﾝﾄのPFI事業受注活動の推進やﾒﾝﾃﾅﾝｽ･運転受託に注力することにより､着実な利益の確保に努めました｡また海外においても､前期に受注した破砕機の中国における第１号機の設置作業を進めた他､積極的な拡販を図りました｡しかしながら､ﾌﾟﾗﾝﾄ部門の工事進行基準売上の減少により､売上高は261百万円（16.6％）減少して1,314百万円､営業利益は110百万円（74.0％）減少して38百万円となりました｡
③不動産賃貸等事業不動産賃貸等事業につきましては､立体駐車装置の市場は厳しい環境が継続しましたが､引き続きﾘﾆｭｰｱﾙおよびﾒﾝﾃﾅﾝｽ事業への注力を図り､積極的な受注の確保に努めました｡この結果､売上高は155百万円（12.6％）増加して1,391百万円となりました｡営業利益は20百万円（9.8％）増加して227百万円となりました｡