杉村倉庫／売上高は前年比３･１％増､経常利益は前年比１･８％減（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）｜物流ﾆｭｰｽ

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■杉村倉庫／売上高は前年比３･１％増､経常利益は前年比１･８％減（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）

平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益
25年３月期第１四半期　2,363 3.1 　　　207 3.7 　　　190 △1.8 　105 △11.024年３月期第１四半期　2,293 △10.2 　199 △11.6　 194 0.3 　　118 82.6
（略）
（1）連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は､東日本大震災の復興需要を背景に穏やかな回復基調が見られました｡しかし､欧州債務危機問題の長期化による世界経済の減速の懸念や電力供給問題､将来の消費税増税等､先行きに不透明感が強まる状況で推移しております｡当業界におきましては､消費の需要動向に連動して荷主企業の生産活動が徐々に持ち直してきており､その影響で入出庫高､保管残高が増加傾向にあります｡貨物の流れが穏やかに持ち直しつつあり､今後も回復基調が続くものと思われますが､荷主企業のｺｽﾄ意識は､今後もさらに厳しくなるものと思われます｡このような環境の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおける当第1四半期連結累計期間の営業収益は､23億6千3百万円となり､前年同四半期に比べ7千万円（3.1％）の増収となりました｡営業原価は19億4千5百万円となり､前年同四半期に比べ6千6百万円（3.6％）増加しました｡販売費及び一般管理費は2億1千万円となって､前年同四半期に比べ3百万円（1.8％）減少しました｡これにより､営業利益は2億7百万円となり､前年同四半期に比べ7百万円（3.7％）の増益となりましたが､持分法による投資損失の発生などにより営業外収益が減少しことなどから､経常利益は1億9千万円となって､前年同四半期に比べ3百万円（1.8％）の減益となりました｡法人税､住民税及び事業税は3千7百万円となって前年同四半期に比べ2千3百万円（38.8％）減少しましたが､四半期純利益は1億5百万円となり､前年同四半期に比べ1千3百万円（11.0％）の減益となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと次のとおりであります｡
（倉庫業）当第1四半期連結累計期間は､前年同四半期に比べ機械類とその消耗品の入出庫が増加し､構内の荷捌作業も増加しました｡しかし､米や食料品などは入出庫が増加したものの､期末在庫は減少して全体としては保管料､荷役荷捌料収入は微増にとどまりました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は､ほぼ前年並みの11億8千9百万円となりました｡ｺｽﾄ面では荷役荷捌費が増加しましたが､人件費や租税公課､減価償却費などが減少しましたので1千万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ損失となりました｡
（運送業）ｵﾌｨｽの移転作業や機械類の配送業務､一時中断していた販売促進用品等の取扱が前年同四半期に比べ増加したことなどにより､運送料や作業料収入が増加しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は87千万円となり､前年同四半期に比べ9千2百万円（11.9％）の増収となりました｡ｺｽﾄ面で運送費用や作業費用等が増加しましたが､前年同四半期に比べ3百万円（15.6％）の増益となり､2千7百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（不動産賃貸業）一部のﾃﾅﾝﾄとの契約切れや料金の改定が生じ､外部顧客に対する営業収益は2億4千9百万円となって､前年同四半期に比べ1千9百万円（7.4％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面で減価償却費や租税公課が減少しましたが､前年同四半期に比べ1千万円（5.7％）の減益となり､1億8千万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（その他の事業）ｺﾞﾙﾌ練習場は､期初において突風によるﾈｯﾄの破損事故が生じ､修理の期間中やむなく休業することとなりました｡この影響もあって入場者数が減少し､外部顧客に対する営業収益は5千4百万円となり､前年同四半期に比べ3百万円（5.8％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では人件費や減価償却費などが減少しましたが､前年同四半期に比べ3百万円（26.3％）の減益となり､9百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡（略）-