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■ヤンマー/タイ現地法人でトラクター用変速機の現地生産開始
タイ現地法人におけるトラクター用変速機の現地生産開始について
2012年7月27日 ヤンマー株式会社
タイはアジアにおける有数の農業国として、近年、米の増産がすすむとともに農業の機械化率が高まりつつあります。当社も現地における農業機械の需要増大にあわせ、2004年より現地でトラクターの販売を開始し、現地アフターサービス体制の拡充とあわせて事業を展開してきました。
昨年2月より当社は、現地においてさらなる事業拡大を目指すべくトラクターの現地生産を開始しましたが、このたび、部材の現地調達率と生産効率を高め、現地での需要増に対応するべくトラクターの主要部品である変速機(トランスミッション)の現地生産を開始いたします。
ヤンマーグループは、食料の増産と機械化がすすむ、タイ近隣諸国の状況を視野に入れつつ、将来的にはトラクターだけではなく、農業機械のトータル・ソリューションビジネスをアジア地域で幅広く展開していく計画です。
1.トラクター用変速機・現地生産ラインの概要:

機械加工設備7台(2012年9月〜稼動)
塗装設備(2012年6月〜稼動)
変速機、フロントアクスル組立設備(2012年6月〜稼動)
2.2012年度トラクター生産計画:
約8,000台(2011年度生産実績:約4,000台)
3.(ご参考用)ヤンマーSP社 会社概要:

会社名:Yanmar S.P.CO.,LTD.(ヤンマーエスピー社、以下YSP)
代表者:中満重廣(なかみつ しげひろ)
所在地:Lad Krabang Industrial Estate 109 Moo 9 Chalong Krung Road, Lad Krabang, Bangkok, 10520, Thailand(タイ王国バンコク都ラッカバン地区工業団地内)
工場の総敷地面積:82,000m2エンジン工場敷地面積:10,080m2トラクタ工場敷地面積:12,800m2
設立:1978年7月
主要事業:農業・産業用小型ディーゼルエンジン、トラクター、農業機械の製造・販売
従業員数:約650人
事業概要:ヤンマーは、1978年から現地で農業・産業用小型ディーゼルエンジンの製造・販売を行ってきました。2004年より、現地でトラクタービジネスを開始しました。2011年1月より、YSP社において、ディーゼルエンジン、トラクター、小型農業機械を中心とする各種農業・産業用機械の製造・販売・サービス事業を幅広く展開しています。
【ご参考資料:トラクター工場および生産設備】
<トラクター工場(外観)>

<工場内生産設備(変速機生産ライン)>

<工場内生産設備(トラクター組み立てライン)>

<注記>ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
 
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