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■鴻池運輸/経常利益は前年比42.8%増(2011年度(第72期)決算)
2012.07.052011年度(第72期)決算について



KONOIKEグループの当連結会計年度(72期・2011年4月1日-2012年3月31日)決算内容は下記の通りです。・売上高2,269億84百万円(前連結会計年度(71期・2010年4月1日-2011年3月31日)比7.5%増)・営業利益79億46百万円(同38.4%増)・経常利益76億71百万円(同42.8%増)・当期純利益27億23百万円(同577.4%増)■≪2011年度の業績・取り組みのポイント≫【業績】:『売上高・営業利益・経常利益・当期純利益ともに堅調に推移』KONOIKEグループの業績は、震災復興需要をはじめ、省エネ関連製品等の配送業務が増加したことや、省エネ型流通センターの稼働による既存業務の深耕化及び、新規アパレル品取扱業務の獲得等により、堅調に推移しました。また、中期経営計画「エクスプレス計画vol.1」の最終3年目の取り組みとしては、お客様のグローバル化するアウトソーシングニーズに対応する為、海外拠点におけるプラットフォーム型事業の機能強化を積極的に展開しました。●【取り組み1】:『米国西海岸にKONOIKE-E STREET,INC.を設立』2011年8月、米国西海岸で新たにKONOIKE-E STREET,INC.を設立。ロサンゼルス近海で水揚げされた海産物の急速冷凍・保管作業をはじめ、輸入果物や通常冷凍貨物の入出庫・保管等、幅広いニーズへの対応が可能となりました。●【取り組み2】:『タイ"初"の4温度帯対応「定温物流センター」を設立』2012年3月、タイ現地法人KONOIKE COOL LOGISTICS(THAILAND)CO.,LTD.において、タイ"初"の4温度帯対応型「定温物流センター」をバンコク市郊外に完成させ、タイ国内における定温物流事業を開始したことに加え、フォワーディング業務サービスを行うKONOIKE ASIA (THAILAND) CO.,LTD.との連携により、KONOIKEグループ内でタイから日本国内までの一貫物流サービスの提供が可能となりました。●【取り組み3】:『インドに現地法人を設立し、フォワーディング業務の本格的な営業を開始』2012年1月、インド・ニューデリーにKONOIKE ASIA(INDIA) PVT. LTD.を設立。国際フォワーディングやプラント移設等のエンジニアリング業務をはじめ、医療関連や定温物流サービス等の事業に取り組んでいきます。●【取り組み4】:『鴻池テクノ研修センターを設立』2011年11月、生産請負業務の実技スキル習得のため、鴻池テクノ研修センターを設立。安心・安全でお客様 より信頼される「ものづくりプロ集団」を育成し、今後のKONOIKEグループの更なる発展につなげていきます。■≪各セグメント業績について≫KONOIKEグループでは、「複合ソリューション事業」「国内物流事業」「国際物流事業」の3つを報告セグメントとしています。各セグメントの業績は次のとおりです。【複合ソリューション事業】:69% 鉄鋼、非鉄、金属、化学など素材産業型の得意先及び食品や日用品など消費産業型の得意先の工場構内運搬事業や輸送事業を行っています。生産工程に求められるあらゆるソリューションを提供し、業務の根幹に注力できる環境づくりのサポートにより、生産効率のみならず品質の向上、コストダウンを実現しています。今期は、欧州経済の停滞や急激な円高進行により鋼材輸出量が低迷し、鉄鋼関連業務は年度を通じて苦戦を強いられました。一方で、中国インフラ整備に伴う鉄道用資材の製造請負業務が堅調に実績をあげたことに加え、電力不足に対応するための省エネ関連工事や家庭用燃料電池の保管・輸送業務が好調となりました。飲料等食料品の物流センター業務においても、既存顧客との取引深耕化や積載効率の向上に努め、堅調に実績をあげました。この結果、売上高は1,563億67百万円(前連結会計年度比7.4%増)となりました。【国内物流事業】:19%国内に保有する冷凍・冷蔵倉庫を拠点とした定温物流事業およびドライ倉庫を拠点とした一般物流事業を行っています。お客様の商品の保管から流通加工、配送まで、スムーズな物流サービスを一括して提供しています。   東日本大震災による減収が大きく響き、年度前半は厳しい状況となりました。年度半ばにかけては、震災復興のための機器輸送をはじめ、猛暑による冷菓取扱量の大幅な増加やアパレル業界関連の新規業務獲得等が業績を下支えしました。年度後半以降は、タイの洪水被害からの挽回生産やエコカー補助金の復活により、自動車部品の配送業務が好調に伸びました。この結果、売上高は439億71百万円(前連結会計年度比7.5%増)となりました。【国際物流事業】:12%国内外において海上貨物・航空貨物取扱事業および輸出入貨物の倉庫業務を行っています。生鮮食品から最先端の精密部品までを取り扱う各種輸送に加え、プラント設備機器の撤去・据え付けに至るまで、お客様のグローバルビジネスのニーズに最適なソリューションを提供しております。 円高の継続と海外経済の低迷により輸出取扱量が大幅に減少し、年度を通じて厳しい環境となりました。年度前半から半ばにかけては、東日本大震災の影響による国内の生産不足を補うための代替品や飲料をはじめとする食料品の輸入業務が増加しました。年度後半からは電子部品の三国間輸送等が好調に推移したことに加え、海外現地法人のアジア向け設備輸送業務等も年度を通じて堅調に実績をあげました。この結果、売上高は266億45百万円(前連結会計年度比8.6%増)となりました。
 
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