ﾒﾃﾞｨﾊﾟﾙﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／ﾒﾃﾞｨｾｵの｢東北ＡＬＣ｣を竣工｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾒﾃﾞｨﾊﾟﾙﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／ﾒﾃﾞｨｾｵの｢東北ＡＬＣ｣を竣工

連結子会社（株）ﾒﾃﾞｨｾｵの｢東北ＡＬＣ｣竣工に関するお知らせ
当社連結対象の完全子会社である株式会社ﾒﾃﾞｨｾｵ（以下､ﾒﾃﾞｨｾｵという）は､東北ｴﾘｱにおける医療用医薬品流通を支える最新鋭の物流ｾﾝﾀｰとして｢東北ＡＬＣ（ｴﾘｱ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ･ｾﾝﾀｰ）｣を､２０１２年６月１５日､岩手県花巻市に竣工いたしますので､下記のとおりお知らせいたします｡
記
１．建設の趣旨当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､２０１４年３月期を着地点とした｢２０１４ﾒﾃﾞｨﾊﾟﾙ中期ﾋﾞｼﾞｮﾝ｣を掲げており､安全､安心､低ｺｽﾄを追求した新しい流通体制を構築することで､お得意様や社会にとって､最も頼りになる企業ｸﾞﾙｰﾌﾟを目指しております｡この一環として､このたびﾒﾃﾞｨｾｵは､東北ｴﾘｱにおいて全国一律のｻｰﾋﾞｽを提供するため｢東北ＡＬＣ｣を建設いたしました｡東北ＡＬＣは､生産者から最終需要者までの無駄を削減し､流通の全体最適を実現することを最重要ﾃｰﾏとして構築した最新鋭のﾛｼﾞｽﾃｨｸｽｾﾝﾀｰです｡同施設の稼働により､お得意様や生活者の皆様に､安全･安心かつ効率的に医療用医薬品等をお届けするとともに､地域社会に貢献してまいります｡

２．東北ＡＬＣの概要（１）名称ﾒﾃﾞｨｾｵ｢東北ＡＬＣ｣（２）所在地岩手県花巻市二枚橋第五地割６番２６号（３）敷地面積１１，３８２㎡（約３，４４３坪）（４）建築面積６，０３０㎡（約１，８２４坪）（５）延床面積９，９８４㎡（約３，０２０坪）（６）構造鉄骨造､ﾗｰﾒﾝ構造､地上２階建
３．東北ＡＬＣの特徴（１）全国一律のｻｰﾋﾞｽを提供するｼｽﾃﾑよりお得意様に近い立地にﾌﾙﾗｲﾝのｾﾝﾀｰとしてＡＬＣを設置し､ＡＬＣから直接お得意様にお届けする方式に転換いたしました｡またＡＬＣから遠隔地の支店をＦＬＣと位置づけ､そのｴﾘｱに必要な在庫をﾌﾙﾗｲﾝで常時在庫することによって､ｻｰﾋﾞｽを向上させています｡これにより､品揃えの拡充とﾘｰﾄﾞﾀｲﾑの短縮を実現し､全国一律のｻｰﾋﾞｽを提供します｡（２）高精度の需要予測ｼｽﾃﾑによる､欠品のない定時･適量納品独自に開発した需要予測ｼｽﾃﾑを使い､過剰在庫と欠品が生じないよう単品ごとに在庫を最適なﾚﾍﾞﾙにｺﾝﾄﾛｰﾙし､定時･適量の完全納品を実現します｡（３）出荷精度､ﾛｰｺｽﾄ､高生産性を確保するための技術開発情報ｼｽﾃﾑを活用した独自のﾏﾃﾊﾝ技術とｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞによって､正確で効率的な在庫管理と庫内作業､配送作業を実現し､作業の効率化を図りながら､安全性と信頼性を高めています｡（４）万全のｾｷｭﾘﾃｨとｻｽﾃﾅﾋﾞﾘﾃｨ免震設備（一部）を施すとともに､停電時の自家発電装置を設置し､地震などの災害時にも安定供給できる体制を整えています｡また人的災害を防ぐためにＩＤ認証ｼｽﾃﾑを採用し､高いｾｷｭﾘﾃｨを確保しています｡
４．設備投資額総額約３０億円
５．ｶﾊﾞｰｴﾘｱ青森県､岩手県､宮城県､秋田県､山形県､福島県
６．出荷金額（稼働時）年間約１，０００億円（予定）
７．稼働時期２０１２年７月（予定）
以上