商船三井／ｹｰﾌﾟｻｲｽﾞﾊﾞﾙｶｰ 10～20隻の解撤処分並びにｺｰﾙﾄﾞﾚｲｱｯﾌﾟ｜物流ﾆｭｰｽ

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■商船三井／ｹｰﾌﾟｻｲｽﾞﾊﾞﾙｶｰ 10～20隻の解撤処分並びにｺｰﾙﾄﾞﾚｲｱｯﾌﾟ

ｹｰﾌﾟｻｲｽﾞﾊﾞﾙｶｰ 10～20隻の解撤処分並びにｺｰﾙﾄﾞﾚｲｱｯﾌﾟ

当社は､昨年度ｹｰﾌﾟｻｲｽﾞﾊﾞﾙｶｰ（以下､ｹｰﾌﾟ船）4隻の解撤処分ならびに10隻程度の一時係船を行いました｡しかしながら､市況動向が低迷の度合いを深めつつある状況を勘案し､今年度はその対応をさらに拡大して､10～20隻のｹｰﾌﾟ船の解撤処分およびｺｰﾙﾄﾞﾚｲｱｯﾌﾟ実施の方針を固めました｡
従来は､船齢が概ね23才以上のｹｰﾌﾟ船を解撤処分の対象としてきましたが､それを15才以上に広げます｡2013年3月末までに5隻の解撤処分実施を決定､追加処分も検討しています｡
さらに､現在のｹｰﾌﾟ船ﾏｰｹｯﾄの状況を踏まえ､今後半年から1年を目処に10隻程度をｺｰﾙﾄﾞﾚｲｱｯﾌﾟすることが､将来の適切なﾏｰｹｯﾄの再構築に資すると判断し､候補船と係船場所の選定に入りました｡
当社は､ｹｰﾌﾟ船の解撤処分を加速することにより､船隊の若返りと船質の向上を図り､高品質な輸送ｻｰﾋﾞｽの提供を目指すとともに､中･長期的に成長が見込まれる鉄鋼原料輸送需要に応え､世界最大規模の船腹を擁するｹｰﾌﾟ船ｵﾍﾟﾚｰﾀｰとして確固たる地位を築いていきます｡
なお､上記解撤については当社で定める｢船舶解撤売船の環境側面におけるｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ｣(注)を満たす解撤ﾔｰﾄﾞにて実施します｡
(注) 船舶解撤売船の環境側面におけるｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ：当社は､解撤を前提として売船を行う際には､解撤ﾔｰﾄﾞがISO14001(もしくはそれに準じた環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ)に準拠した環境対策を実施しているか､解撤の方法･手順が環境･労働安全に十分配慮しているか等の点を事前に確認することを､当社独自のｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝとして遵守しています｡