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■商船三井/高機能操船シミュレータを導入



高機能操船シミュレータを導入〜国内で民間企業初、360度の水平視野と下方視野を備えた操船シミュレータ〜

 


当社は日本、フィリピン、インド、欧州など世界6拠点の研修施設に操船シミュレータを配備し、統一したカリキュラムで船員のBRM訓練(*1)、SHS訓練(*2)等を実施し、安全運航強化に向けた取り組みを行っています。この度、さらなる強化を目指して株式会社エム・オー・エル・マリンコンサルティングに、民間企業としては国内初となる全方位(360度)視野、下方視野機能を持った高機能操船シミュレータを新たに導入しました。
新シミュレータにおいては、従来機では死角となっていたブリッジの後方、及び離着岸時にブリッジ・ウィングからの岸壁を俯瞰する映像を投影し、操船者の視野を妨げることのない臨場感ある訓練環境を提供することが可能となります。また、ECDIS(電子海図表示システム)をはじめ航海計器類も実際に運航船に搭載されているものと同じ実機を設置し、国際基準に適応した操船訓練が行えるようにしています。
当社は、エム・オー・エル・マリンコンサルティング社にて年間120名を超える当社グループ船員に対して、操船シミュレータでの訓練を実施しており、今後この新型装置で訓練内容をさらに充実させていきます。
当社は、中期経営計画「GEAR UP! MOL」で"世界最高水準の安全運航"を目指し、目標『4ゼロ』(海難、油濁、死亡災害、貨物損害の防止)を掲げています。その達成に向けて、当社船員の技能レベルのさらなる向上に努めます。
また、港湾・水路の船舶航行の安全に関し、本シミュレータを使用し、操船者の視点に立った海事コンサルティングサービスを提供することにより関係諸機関への協力を推進します。
(*1)Bridge Resource Management訓練:船長や航海士など操船を行うブリッジ(船橋)の構成メンバーで、航海中に起こり得るさまざまな状況を想定して、その対応を行う模擬訓練。チームワークを駆使して、状況確認、情報伝達、問題点認識、解決案の立案、その実行というプロセスを繰り返すことで船上の組織運用技術を高める。
(*2)Ship Handling Simulator訓練: 操船シミュレータ訓練。<(株)エム・オー・エル・マリンコンサルティング 概要>所在地:東京都港区海岸3-18-1 ピアシティ芝浦11F株主 :(株)商船三井100% URL:http://www.momc.co.jp/
操船シミュレーター(イメージ図)

  
 
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