ｹﾝｺｰｺﾑ／楽天と資本業務提携｜物流ﾆｭｰｽ｜物流ﾆｭｰｽ＆用語辞典 powerd by e-LogiT

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■ｹﾝｺｰｺﾑ／楽天と資本業務提携

楽天株式会社との資本業務提携に関する合意及び第三者割当による新株式発行並びに主要株主である筆頭株主及び親会社の異動に関するお知らせ
当社は､平成24年５月17日開催の取締役会において､以下のとおり､楽天株式会社との間の資本業務提携に関する合意書（以下｢本合意書｣といいます｡）の締結､及び同社に対する第三者割当による新株式の発行（以下｢本第三者割当｣といいます｡）を行うことを決議いたしましたので､お知らせいたします｡また､本第三者割当により､当社の主要株主である筆頭株主及び親会社の異動が見込まれるため､併せてお知らせいたします｡
記
Ⅰ 資本業務提携に関する合意のお知らせ１．資本業務提携に関する合意の目的及び理由当社は､平成６年11月にﾀﾞｲﾚｸﾄﾒｰﾙを用いた健康食品の通信販売を主たる事業とする株式会社ﾍﾙｼｰ･ﾈｯﾄとして設立され､平成12年５月に健康食品の総合通信販売を行うｳｪﾌﾞｻｲﾄ｢ｹﾝｺｰｺﾑ｣によるｻｰﾋﾞｽを開始して以降は､健康関連のＥｺﾏｰｽ業界におけるﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞｶﾝﾊﾟﾆｰとして成長してまいりました｡当社の事業領域である日本における健康関連のＥｺﾏｰｽ業界は､将来の成長が期待できる有望なﾏｰｹｯﾄであります｡当社は､業界でのﾎﾟｼﾞｼｮﾝを確固たるものとするために､取扱商品数の拡充やお客様のﾆｰｽﾞに迅速に対応するための施策の充実を図るなど､中長期的な成長を重視した企業戦略を推進しております｡そして､今後見込まれる出荷件数の増大及び取扱商品数の増加に対応するためには､物流拠点の拡充及び情報ｼｽﾃﾑ全般の刷新が必要となります｡このような物流ｲﾝﾌﾗや情報ｼｽﾃﾑの拡充は､顧客ｻｰﾋﾞｽの向上が達成される結果､顧客基盤及び売上の拡大にも寄与するものであります｡当社としては､健康関連のＥｺﾏｰｽ業界における競争力向上のためには財務基盤の強化が必要であると認識しており､楽天株式会社に対する第三者割当増資を実施することを選択いたしました｡楽天株式会社はＥｺﾏｰｽ業界における知見を有していること､割当予定先のｲﾝﾀｰﾈｯﾄﾕｰｻﾞｰへの知名度及び｢楽天市場｣における集客力と当社が培ってきた物流ｼｽﾃﾑ及び顧客ｻｰﾋﾞｽのﾉｳﾊｳを活用することによって､両者の強みを活かした新たなＥｺﾏｰｽ事業を展開することが可能であることから､当社は､割当予定先との資本業務提携によって､将来の成長が期待できる日本における健康関連のＥｺﾏｰｽ業界におけるﾎﾟｼﾞｼｮﾝを確固たるものとすることができると判断いたしました｡このように､当社及び楽天株式会社は､楽天株式会社が当社に資本参加することを通じて､両社の事業基盤を活用し､高いｼﾅｼﾞｰ効果の創出が期待できる健康関連商品及びその関連分野における競争力向上と業界活性化への取組みを共に検討し､両社の企業価値を高めることを目的として､本合意書を締結するに至った次第であります｡
２．資本業務提携に関する合意の内容（１）資本提携の内容当社は､本第三者割当により､楽天株式会社を割当先として当社の普通株式27,706株（本第三者割当後の所有議決権割合40.75％､発行済株式総数に対する割合40.48％）を発行する予定であり､楽天株式会社は､本第三者割当により発行する株式を全て引き受けます｡本第三者割当の具体的内容につきましては､｢Ⅱ 第三者割当による新株式の発行｣をご参照ください｡（２）業務提携に関する協議内容当社及び楽天株式会社は､既存の当社の経営体制及び経営方針を尊重しつつ､健康食品等の販売拡充のための協働､ﾊﾞｯｸｴﾝﾄﾞｼｽﾃﾑ及び物流の共同運営の可能性の検討､海外業務展開の可能性の検討､医薬品ﾈｯﾄ販売事業の強化､並びにその他両者間で合意する事項について､業務提携の協議を実施する旨を合意しております｡また､当社及び楽天株式会社は､本第三者割当に係る出資契約において､平成24年６月26日開催予定の当社の第18期定時株主総会に､楽天株式会社が指名する者４名を取締役候補者に含む取締役選任議案を提出する旨を合意しております｡
（略）