ﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄｲﾝｸ／厚木でBTS型物流施設に着工｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄｲﾝｸ／厚木でBTS型物流施設に着工

厚木でBTS型物流施設に着工
近代的施設ﾆｰｽﾞに積極的対応図る

世界有数の不動産投資顧問会社であるﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄｲﾝｸ（本社：米国ｲﾘﾉｲ州ｼｶｺﾞ､最高経営責任者：ｼﾞｪﾌ･ｼﾞｪｲｺﾌﾞｿﾝ､　以下｢ﾗｻｰﾙ｣）は本日､ﾗｻｰﾙが運用するﾌｧﾝﾄﾞが､2011年10月に取得した神奈川県厚木市の用地に延床面積約52,374.84 m2のBTS（ﾋﾞﾙﾄﾞ･ﾄｩ･ｽｰﾂ）型の物流施設｢厚木物流ｾﾝﾀｰ｣の建設に着工しましたのでお知らせします｡本施設は､国内大手物流会社への長期賃貸向け物流倉庫として開発され､2013年4月の竣工を目指しています｡なお､設計･施工を担当するのは三井住友建設株式会社です｡

本施設は､東名高速道路厚木ICから約8ｷﾛの立地にあり､国道412号線､129号線に隣接する神奈川県内主要幹線へのｱｸｾｽが至便なことも大きな利点であり､本施設の仕様として以下が挙げられます｡
1）1階､3階に大型車が着床可能なﾄﾗｯｸﾊﾞｰｽを設置｡
2）10.5m×10.5mｽﾊﾟﾝ･梁下有効高5.5m･床荷重1.5 t/m2（1階2.0t/m2）
3）最大6区画の分割利用を可能とし､各区画に荷物用ｴﾚﾍﾞｰﾀｰと垂直搬送機を装備
4）1階と屋上に普通乗用車約370台､1階は大型車16台の駐車場を確保
なお､本施設は､（財）建築環境･省ｴﾈﾙｷﾞｰ機構　(IBEC)のCASBEE新築の｢Aﾗﾝｸ｣取得を予定しています｡

ﾗｻｰﾙは昨年来､他社との差異化を決定づける運営ﾉｳﾊｳと独自のｱｾｯﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄ能力を活かして､ﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型大型物流施設｢ﾛｼﾞﾎﾟｰﾄ北柏｣や｢ﾛｼﾞﾎﾟｰﾄ相模原（仮称）｣を開発､稼働中の江東区の物流施設､習志野市の茜浜物流ｾﾝﾀｰの取得など開発型および既存型の物流施設分野への投資に加えて､本件のような各ﾃﾅﾝﾄ企業向けにｵｰﾀﾞｰﾒｰﾄﾞのｿﾘｭｰｼｮﾝを提供するBTS型の物流施設開発も積極的に取り組んでいます｡

ﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄ株式会社の代表取締役兼CEOの中嶋康雄は､｢高機能型物流施設は､現在日本の物流施設全体の2%程度にしか過ぎず､物流ｺｽﾄの削減､耐震･免震構造施設への移転､物流拠点の統合･集約などのﾆｰｽﾞを背景に､ﾃﾅﾝﾄ企業が目指している近代的物流施設への移転需要は加速度的に拡大するものと思われます｡よって､弊社は､各ﾃﾅﾝﾄのﾆｰｽﾞに応えるためにﾊｲｽﾍﾟｯｸな特別仕様を提供するBTS型と､汎用性が高く契約期間や賃貸面積がﾌﾚｷｼﾌﾞﾙなﾏﾙﾁﾃﾅﾝﾄ型双方の物流施設を多くの企業に提供すべく､物流用地ならびに物流施設への投資をさらに拡大して参ります｣と投資に関する戦略方針を述べています｡

ﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄについて
世界最大の総合不動産ｻｰﾋﾞｽ企業であるｼﾞｮｰﾝｽﾞﾗﾝｸﾞﾗｻｰﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ傘下にある､世界有数の不動産投資顧問会社です｡世界規模で､私募､公募の不動産投資活動をしており､総運用資産残高は約473億ﾄﾞﾙです（2011年12月末現在）｡私募､公募､ﾃﾞｯﾄ､ｴｸｲﾃｨのあらゆる不動産投資活動を世界中の不動産ｷｬﾋﾟﾀﾙﾏｰｹｯﾄ､ｵﾍﾟﾚｰﾃｨﾝｸﾞﾏｰｹｯﾄで展開しています｡主要顧客は､世界の公的年金基金､企業年金基金､保険会社､政府関連､その他基金（大学基金など）､個人投資家などです｡

【物件概要】
所    在    地　　    神奈川県厚木市三田字北大六天47番3他
敷地面積　   　24,168.66㎡ (7,311.02坪)
建築面積　　  13,130.67㎡ (3,972.03坪)
延床面積　　  52,374.84㎡ (15,843.39坪)
構造規模　　  柱：鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ造　梁：鉄骨造地上5階建て
施　　　主　       厚木ﾌﾟﾛﾊﾟﾃｨｰ特定目的会社
ｱｾｯﾄﾏﾈｰｼﾞｬｰ　ﾗｻｰﾙｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄ株式会社
監理監修　　株式会社久米設計
設計･監理　　  三井住友建設株式会社
施　　　   工　       三井住友建設株式会社

*（財）建築環境･省ｴﾈﾙｷﾞｰ機構　(IBEC)のCASBEE新築の｢Aﾗﾝｸ｣取得予定｡

【外観図】

※    上記は完成ｲﾒｰｼﾞであり､実際とは異なります｡