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■日本ロジテム/経常利益は前年比69・3%増(平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) |
平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益24年3月期 36,085 2.7 457 26.1 412 69.3 60 △69.923年3月期 35,128 0.9 362 △15.4 243 △14.4 200 ― (略) (1)経営成績に関する分析 当連結会計年度におけるわが国の経済は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響による原発事故および電力供給不足の問題に加え、円高の進行や欧州金融債務問題などにより、先行きが不透明な状況で推移いたしました。当社グループが属する物流業界につきましては、個人消費の伸び悩みによる国内貨物の減少、得意先からの受託料金の低下、燃料価格の高騰などにより、取り巻く環境は極めて厳しいものでありました。このような状況の中で当社グループは、「日本一信頼される企業グループ」を目指し、収益力の向上および経営基盤の強化、国際物流事業の拡大、CSR経営の推進を経営目標としてグループ一丸となって取り組みました。また、平成23年4月より代表取締役社長が営業本部長を兼任することで、営業面において、スピード感のある組織体制を整えました。営業活動につきましては、前年度に引き続き「改革」「改善」「改新」をキーワードとして、グループ全体の経営効率化を図るとともに、3PL事業の一層の拡大に努めました。国内につきましては、食品およびエレクトロニクス関連の得意先との取引拡大に対応するため、平成23年10月に「川越営業所」(埼玉県川越市)、平成24年1月に「野田営業所」(千葉県野田市)を新設いたしました。同じく、平成23年10月には、EDISON(電子部品共同配送システム)の営業・管理体制の強化を目的として、所沢出張所を「所沢営業所」(埼玉県所沢市)に格上げいたしました。国内グループ会社につきましては、平成24年1月に関西圏における貨物軽自動車運送事業の業容拡大を図るため、阪神ロジテム株式会社の全額出資により「阪神ロジテム軽貨便株式会社」(兵庫県西宮市)を設立し、同年3月から営業を開始いたしました。海外につきましては、新規ならびに既存得意先に対する積極的な営業活動を展開し、ベトナムを中心とした事業展開を強力に推し進めました。ベトナムにつきましては、既存得意先からの旺盛なニーズに応えるため、ハノイ・ホーチミン・ダナンにおいて、大型倉庫を拡張いたしました。これらの取り組みにより、営業収益、営業利益および経常利益につきましては、燃料価格の高騰、賃借倉庫の契約満了に伴う原状回復費用が発生したものの、東日本大震災の復興需要に伴う建材関連の取扱高の増加に加え、既存得意先に対する取引範囲が拡大したことなどから、増収・増益を確保いたしました。一方で、当期純利益につきましては、法人税法等の改正に伴い、繰延税金資産等を新たな税率により再計算した結果、法人税等調整額が増加したことなどから、減益となりました。CSR経営につきましては、コンプライアンスを核とした経営品質の向上に引き続き取り組むとともに、グループ全体のガバナンス体制の強化に努めました。なお、東日本大震災の復旧・復興を支援するため、義援金10百万円を寄付したほか、電力供給不足への対応につきましても、「節電対策プロジェクト」を中心に、グループ全体で電力使用量の削減に取り組みました。その結果、当連結会計年度の営業収益は360億85百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は4億57百万円(同26.1%増)、経常利益は4億12百万円(同69.3%増)、当期純利益は60百万円(同69.9%減)となりました。 事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。@貨物自動車運送事業営業収益につきましては、当社および阪神ロジテム株式会社において、食品関連の既存得意先に対する取引範囲が拡大したことなどから、増収となりました。一方で、営業利益につきましては、日本国内およびベトナムにおいて、燃料価格が高騰したことなどから、減益となりました。その結果、営業収益は179億71百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は10億48百万円(同5.3%減)となりました。当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の49.8%を占めております。 Aセンター事業営業収益につきましては、当社において、食品関連の既存得意先に対する取引範囲の拡大および震災の影響に伴い、一時的に食品関連の取扱数量が増加したことなどから、増収となりました。一方で、営業利益につきましては、得意先の取引範囲の拡大に伴い倉庫オペレーション費用が一時的に嵩んだこともあり、減益となりました。その結果、営業収益は59億55百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は3億79百万円(同19.9%減)となりました。当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の16.5%を占めております。 Bアセット事業当社において、震災の影響に伴い、食品関連の取扱数量の増加により、一時的に賃貸倉庫を拡張したほか、ロジテムベトナム2(LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2)において、既存得意先との取引が拡大したことなどから、増収増益となりました。その結果、営業収益は59億79百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は8億10百万円(同12.3%増)となりました。当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の16.6%を占めております。 Cその他事業ロジテムエンジニアリング株式会社において、復興需要に伴う仮設住宅の内装工事の受注、当社において、事務所移転の大口物件の受注に加え、ロジテムベトナム1(LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1)において、旅客自動車運送事業が拡大したことなどから増収増益となりました、その結果、営業収益は61億79百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は8億29百万円(同11.1%増)となりました。当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の17.1%を占めております。 (次期の見通し)次期の見通しにつきましては、依然として欧州債務問題や原油高による影響など、先行き不透明な状況が続くものと考えております。このような環境下にあって、当社グループは「日本一信頼される企業グループ」を目指すため、セグメント管理の徹底などによるローコストオペレーションを推進するともに、新規得意先の営業開発ならびに既存得意先の取引拡大に全力を挙げて取り組んでまいります。海外につきましては、ベトナムをはじめとする成長地域を中心に、経営資源の充実を図り、積極的な営業展開を推進してまいります。次期の業績見通しにつきましては、当連結会計年度において受注した震災に伴う仮設住宅内装工事等の需要が見込めないものの、営業体制の強化等による新規得意先の受注ならびに当連結会計年度の期中に新設した営業所の収益が通期寄与すること、ベトナムを中心とした海外事業が順調に拡大していることなどから、増収・増益となる見込みであります。なお、当期純利益につきましては、法人税法等の改正に伴う影響がないことなどから、大幅な増益となる見込みであります。 [平成25年3月期業績見通し]営業収益 37,100百万円(前年同期比2.8%増)営業利益 620百万円(同35.6%増)経常利益 490百万円(同18.9%増)当期純利益 160百万円(同165.6%増) |
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