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■センコン物流/経常利益は前年比83・2%増(平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
        売上高    営業利益   経常利益   当期純利益24年3月期 13,021 10.1  361 43.0    330 83.2   131 ―23年3月期 11,822 1.6   252 △17.7  180 △46.7  △131 ―
(略)
(1)経営成績に関する分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、東日本大震災の影響により急激に落ち込んだ経済活動や停滞していた個人消費も回復の兆しが見られたものの、欧州の金融危機及び新興国の成長鈍化に加えデフレや円高の進行等のリスクが懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移しました。当社グループを取り巻く経営環境におきましても、震災の影響は徐々に回復傾向にはあるものの、燃料単価の高止まりや国内貨物の輸送需要の低迷、また、当社グループ業界内における企業間競争も激しさを増すなど、厳しい状況で推移しました。このような経営環境のなかで当社グループは、震災による事業活動の停滞を最小限に止め、継続した3PL(企業物流の包括的受託)事業案件の獲得に向けた取り組みと顧客ニーズや新規需要の獲得に向けたソリューション型の営業活動を展開し、新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大に努めながら、復旧・復興支援活動の一環として災害廃棄物等の運搬業務も担ってまいりました。また、商物一体物流サービスにおいては、鳥取県ロシアビジネスサポートシステム設置運営業務を受託し、ロシア極東地域での事業基盤の伸張が図られました。この結果、当連結会計年度の営業収益は、震災等の影響もありましたが、顧客ニーズに対応した物流業務の合理化・効率化等の提案や徹底したCS(顧客満足)活動の推進により、倉庫事業、乗用車販売事業及び食品関連の国際物流事業等で増収となり、13,021百万円(対前年同期比110.1%)となりました。利益面におきましては、燃料単価の上昇や減価償却費等の増加がありましたが、増収効果と販売費及び一般管理費の減少等により、営業利益は361百万円(対前年同期比143.0%)、経常利益は330百万円(対前年同期比183.2%)、当期純利益は131百万円(前年同期は131百万円の損失)となりました。
 
なお、事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。(運送事業)運送事業につきましては、震災の影響により電機・電力貨物を主に全体的に輸送量が減少しましたが、食品、化学製品、建設関連貨物等の輸送量が増加し、営業収益は4,474 百万円(対前年同期比100.7%)となりました。営業利益は、燃料単価の上昇とリース減価償却費等の負担増により、116百万円(対前年同期比76.2%)となりました。
(倉庫事業)倉庫事業につきましては、震災の影響により通関業務等の収益が減少しましたが、精密機械、医薬品・日用品等及び情報管理サービスにおいて取扱高が増加し、また、震災後の被災地向けの支援物資の保管もあり、営業収益は2,041百万円(対前年同期比108.3%)となりました。営業利益は、増収効果により、414百万円(対前年同期比115.0%)となりました。
 (乗用車販売事業)乗用車販売事業につきましては、震災及びタイ国の大洪水による自動車生産の落ち込みの影響により新車販売台数が減少しましたが、中古車販売及び車検・修理等のサービス部門で取扱いが増加し、営業収益は5,126百万円(対前年同期比101.3%)となりました。営業利益は、増収効果と販売費及び一般管理費が減少したことにより、147百万円(対前年同期比118.9%)となりました。
(金融事業)金融事業につきましては、貸付金回収等による残高の減少及びリースアップ物件の増加等により、営業収益は112百万円(対前年同期比91.4%)となりました。営業利益においては、減収等の影響により、7百万円(対前年同期比67.5%)となりました。
(その他の事業)その他の事業につきましては、食品関連の国際貨物及び葬祭事業で取扱いが増加し、また、鳥取県ロシアビジネスサポート設置運営業務を受託したことなどにより、営業収益は1,407百万円(対前年同期比314.9%)となりました。営業利益は、増収効果により、50百万円(対前年同期比795.5%)となりました。
(次期の見通し)次期の見通しにつきましては、復興支援の各種政策効果が期待されるものの、当社グループ業界内の経営環境は原油価格の高騰や企業間の価格競争、エコカー補助金制度終了後の反動等、厳しい経営環境が予想されます。このような状況のなかで当社グループは、引き続きソリューション型の営業活動を展開しながら、社会環境の変化に対応した新たな事業活動に取り組み、収益向上に努めていく所存でありますが、前述の厳しい経営環境を踏まえ、次期の連結業績につきましては、営業収益13,100百万円、営業利益320百万円、経常利益270百万円、当期純利益140百万円を見込んでおります。(略)
 
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