物流ニュース&用語辞典 powerd by e-LogiT
物流ニュース
ニュース 用語 セミナー
■鈴与シンワート/売上高は前年比9・1%増、経常利益は前年比0・2%減(平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
        売上高  営業利益 経常利益   当期純利益24年3月期 9,715 9.1  360 7.8  311 △0.2  120 △34.723年3月期 8,902 3.8  334 4.5  311 8.3    184 23.1
(略)
(1) 経営成績に関する分析当連結会計年度におけるわが国経済は、平成23 年3月に発生した東日本大震災の急激な景気の落ち込みから回復の兆しが見られるものの、欧州の財政問題、円高の進行などにより不透明な状況が続きました。このような状況のもと、当社グループの売上高は97 億15 百万円(前年比9.1%増)、営業利益は3億60 百万円(前年比7.8%増)、経常利益は3億11 百万円(前年比0.2%減)、当期純利益は1億20 百万円(前年比34.7%減)となりました。
(略)
@情報サービス事業売上高においては、情報サービス事業は、4年目を迎えたデータセンター事業が、クラウドサービスも含め順調に拡大しております。また、主力のソフトウェア受託開発事業では、首都圏においては下期に入り、Web 系システム、物流システムを中心に持ち直して来ております。同様に人事・給与および会計のプロダクト事業についても、首都圏においては下期回復傾向にあります。ただ関西圏においては、ソフトウェア受託開発事業、プロダクト事業共に、依然として足踏みが続いております。以上の結果、売上高は63 億84 百万円(前年比10.8%増)となりました。
A物流事業物流事業全体の売上高は33 億31 百万円(前年比6.1%増)となりました。各事業の概況は次のとおりであります。倉庫事業は、芝浦、大井、東扇島の各倉庫が堅調に推移したうえ、大井増床による売上増加と当期より海貨業務の売上高(1億19 百万円)を港運事業から計上替えしたことにより、売上高は12 億3百万円(前年比21.0%増)となりました。港運事業は、港運元請業務の拡大と建材埠頭での骨材取扱の増加により、海貨業務計上替えによる減少をカバーし、売上高は5億85 百万円(前年比3.4%増)となりました。陸運事業は、小麦粉輸送は堅調に推移したものの、セメント輸送の回復が遅れたため、売上高は15 億32 百万円(前年比3.0%減)となりました。営業利益においては、情報サービス事業は、データセンター事業が売上の増加に伴い黒字転換しております。また、主力となるソフトウェア受託開発事業、人事・給与および会計のプロダクト事業についても、受注条件悪化や品質向上のための取組みを、原価削減努力により補っております。市場開拓に伴う営業・マーケティング強化のための経費は増加しましたが、営業利益は4億15 百万円(前年比13.5%増)となりました。また、物流事業は、倉庫事業の大幅増収による利益の増加と港運事業の利益の回復により、陸運事業の利益の減少をカバーし、営業利益は3億58 百万円(前年比18.6%増)となりました。
 
・次期の見通し次期のわが国経済は、東日本大震災からの復興を背景に景気の持ち直しが期待される一方で、世界経済の先行き不透明感や資源高、円高リスクの影響が懸念されます。そのような環境の中で当社グループは、中期3ヵ年計画「Challenge 3」の2年目に入り、その達成に向けて事業規模拡大・新規ビジネスの開拓を積極的に進めてまいります。当社グループでは、次期の通期連結業績につきましては、売上高105 億15 百万円、経常利益4億1百万円、当期純利益2億24 百万円と予想しております。
(情報サービス事業)情報サービス事業では、データセンターやクラウドサービスの需要が増しており、それぞれの分野で事業拡大が見込まれております。また、主体となるソフトウェア受託開発事業においては、当社が得意としております物流システム開発に積極的に取り組み、アウトソーシング事業を含めた人事・給与および会計のプロダクト事業についてもさらなる拡大を目指してまいります。引き続き品質強化、コストの抑制にも取り組んでいき、情報サービス事業全体としては当連結会計年度と比べて増収・増益を見込んでおります。
(物流事業)昨年11 月の物流部門の分社で、物流事業の組織体制を整備したことにより、鈴与グループと連携した倉庫・港運・陸運の一貫した物流サービス提供を一層強化し、顧客の多様なニーズに迅速に応えていくことで、事業の拡大と収益力の強化を図ってまいります。倉庫事業は、大井営業所で5月に保税蔵置場の認可を受け、倉庫スペース・設備を有効活用し新規貨物を獲得することにより事業拡大を図ります。港運事業は、引き続き港湾運送業務の拡大と、建材埠頭への貨物誘致を進めてまいります。陸運事業は、小麦粉およびセメント輸送能力の一層の増強を図ることで、顧客や社会のニーズに対応し、収益力を強化してまいります。物流事業全体では、以上から当連結会計年度と比べて増収・増益を見込んでおります。
(略)
 
前の記事へ次の記事へ
【このURLを友達に教える
携帯版メールニュースの配信登録
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。
ご希望の方は、空メールを送信すると登録できます。
イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら
サイト内検索
ホーム ページ下部
物流ニュース&用語集
 物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報
 ニュース登録(空メール)
事業内容
 社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減
会社案内
 会社概要 / アクセス(地図)
 プライバシーポリシー
 訪問販売法に基づく表記
採用情報
 採用情報
 通販物流スタッフ(パート/アルバイト)
友達にURLを教える
お問い合わせ
Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved.