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■大日本印刷/ベトナムに軟包装の新工場を開設
ベトナムに軟包装の新工場を開設
東南アジアにおけるパッケージ事業を強化
 





大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、日用品や食品向けのフィルム製パウチやチューブなどの"軟包装"を製造する工場をベトナムに新設します。
新工場の稼動開始は2013年4月を予定しています。
【新工場開設の背景】
DNPは、1972年にインドネシアのジャカルタに現地企業との合弁会社としてPT DNP Indonesia(以下:DNPインドネシア)*を設立し、パッケージの製造・販売を開始しました。DNPインドネシアは、現地のニーズにきめ細かく対応しながら、DNPが培ってきたパッケージ製造の技術・ノウハウを活かしたコスト競争力のある高品質な製品を、東南アジアを中心に世界各国に供給しています。特にバリア性など付加価値の高い軟包装分野で、インドネシアにおける過半数のシェアを獲得しているほか、近隣諸国への輸出にも注力し、東南アジアを代表するパッケージメーカーとなっています。
一方、ベトナムは、若年層の比率が高く、約8,700万の人口を擁し、毎年5〜6%の高い経済成長が続いており、インドシナ半島の物流拠点として多くの企業が進出するなど、今後も順調な市場の拡大が見込まれています。これまでDNPインドネシアは、ベトナムに製造拠点を構えるグローバル企業にインドネシアから製品を供給していましたが、短納期対応や生産拠点の複数化によるリスク分散などの要望を受けていました。今回DNPとDNPインドネシアは、こうした要望に応えて、ベトナムのホーチミン市近郊のビンズン省に新会社を設立するとともに、軟包装の新工場を建設することとしました。新会社は、DNPインドネシアと連携を図りながら、東南アジアにおけるパッケージ事業の拡大に取り組んでいきます。
【新工場の概要】
新工場は、シャンプーの小分け袋(サシェット)のほか、柔軟仕上剤や洗剤などのスタンドパウチ、歯磨きや化粧品などのラミネートチューブの原反などの製品を生産し、インドシナ半島と近隣諸国のグローバル企業、日系企業、ローカル企業に製品を供給します。また、優れた機能性を保持しつつ、フィルムの薄肉化を図るなど、環境負荷やコストの低減を実現するとともに、ベトナムをはじめとしたインドシナ半島各国の風土や生活様式に合わせたパッケージの開発にも取り組んでいきます。




運営会社名

DNPベトナム有限責任会社


代表者

大槻 明人


出資形態

DNP80%、DNPインドネシア20%出資による合弁会社


所在地

ビンズン省 ミーフック工業団地


敷地面積

30,000m2


工場建築面積

10,000m2


着工

2012年7月


竣工

2013年4月


投資額

約40億円
【今後の取り組み】
新会社は、パッケージ製品の製造・販売により、5年後に50億円の売上を見込んでいます。
DNPは、今後成長が見込まれる東南アジアでの事業拡大に向けた体制の強化を図っていきます。
 
*DNPインドネシアについて
代 表 者 : 小林 修一
資 本 金 : US$26,000,000(DNP51%)
住  所  : Jalan Pulogadung Kav.II Blok H No.2-3, Kawasan Industri Pulogadung Jakarta 13920, Indonesia
設  立  : 1972年2月9日
生産品目 : 軟包装、紙器など
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
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