三菱ｶﾞｽ化学／電子材料海外生産子会社を設立｜物流ﾆｭｰｽ

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■三菱ｶﾞｽ化学／電子材料海外生産子会社を設立

電子材料海外生産子会社の設立について　三菱ｶﾞｽ化学株式会社（本社：東京都千代田区､社長：酒井和夫､以下｢ＭＧＣ｣）は､今般､電子材料の銅張積層板およびﾌﾟﾘﾌﾟﾚｸﾞの生産子会社をﾀｲ王国に設立いたしました｡生産工場の着工は２０１２年５月､完工は２０１３年４月の予定です｡試作･ｻﾝﾌﾟﾙ評価を経て､同年末の商業運転開始を目指します｡　電子材料事業の主力であるＢＴ製品は長年に亘り半導体ﾊﾟｯｹｰｼﾞ基板に使用され､ﾄｯﾌﾟｼｪｱを占めており､その生産は子会社であるｴﾚｸﾄﾛﾃｸﾉ株式会社（本社：東京都千代田区､社長：渡邉哲志､以下｢ＥＴ｣）の工場１拠点（福島県西白河郡）に集中してきました｡しかし､近年において､ＢＴ製品の製品輸出比率は８０％に達し､海外生産拠点の検討を進めてまいりました｡　更に､昨年３月に発生しました東日本大震災の影響により､一時的に生産活動が休止した事に伴い､全世界のお客様より第２拠点の要請があり､また､事業継続計画（ＢＣＰ）対応の観点から､新社設立を行いました｡　なお､第２拠点の立地については､日本及び海外他国を総合的な観点から比較検討した結果､ﾀｲ王国を選択いたしました｡　本件は､短中期的には､事業継続計画（ＢＣＰ）の一環としての位置付けであり､現在ＥＴにて製造しているＢＴ製品および高性能ＦＲ４ﾗｲﾝﾅｯﾌﾟを全て製造可能な生産ﾗｲﾝを導入し､製品の供給安定性の強化を図るものであります｡また､中長期的には､市場の東ｱｼﾞｱから東南ｱｼﾞｱへの拡大の可能性も見据え､日本､ﾀｲ王国の２拠点体制により電子材料製品のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙな供給体制を構築するものであります｡