ＪＸ日鉱日石開発／ｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西大陸棚ﾌｨﾇｹｲﾝ･ｻｳｽ (Finucane South)油田の開発移行決定｜物流ﾆｭｰｽ

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■ＪＸ日鉱日石開発／ｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西大陸棚ﾌｨﾇｹｲﾝ･ｻｳｽ (Finucane South)油田の開発移行決定

ｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西大陸棚ﾌｨﾇｹｲﾝ･ｻｳｽ (Finucane South)油田の開発移行決定について

　当社（社長：古関　信）が100％出資する豪州法人 JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd（以下､｢JX NOEX Australia｣）は､ｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西大陸棚海域のWA-191-P鉱区（西ｵｰｽﾄﾗﾘｱ･ﾀﾞﾝﾋﾟｱ沖　150Km）に位置するﾌｨﾇｹｲﾝ･ｻｳｽ油田の開発移行決定についてﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ参加企業との間で合意しましたので､お知らせいたします｡
　ﾌｨﾇｹｲﾝ･ｻｳｽ油田の開発においては､隣接するﾑﾃｨﾆｱ･ｴｸｾﾀｰ（Mutineer-Exeter）油田の既存の生産設備(FPSO(※))を利用する計画であり､これによって早期の生産開始と､開発ｺｽﾄの削減が可能となります｡生産開始は2013年下期の予定であり､初期12ヶ月間の平均生産量は日量約11,000ﾊﾞﾚﾙを､当社の開発費投資額は約61百万米ﾄﾞﾙ（約48億円）を見込んでいます｡
　さらに､今回の開発移行決定は､生産設備を共用することにより､JX NOEX Australiaが参画するﾑﾃｨﾆｱ･ｴｸｾﾀｰ油田の生産ｺｽﾄ低減にも寄与することから､同油田の生産期間も約４年間の延長が可能となる見込みです｡昨年４月のWA-290-P鉱区での天然ｶﾞｽ発見とともに当社のｵｰｽﾄﾗﾘｱ北西大陸棚海域における生産･探鉱活動の拡大に大きく貢献するものと期待されます｡
※FPSO(Floating Production, Storage and　Offloading system)：洋上石油生産貯蔵積出設
以上