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■エスプール/経常利益は1700万円に(平成23年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
平成23年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
 
単位・百万円
         売上高    営業利益  経常利益 四半期純利益23年11月期 5,532 △1.5  32 ―     17 ―    207 ―22年11月期 5,614 △3.4  △291 ―  △311 ―  △758 ―
(略)
(1)経営成績に関する分析
当連結会計年度のわが国経済は、3月の東日本大震災後の生産設備やサプライチェーンの急速な復旧により大きく回復してはおりますが、欧州の財政不安及び円高の長期化により、景気先行きへの不透明感はより一層強まることとなりました。雇用情勢につきましても、11月の完全失業率が4.5%、有効求人倍率が0.69となっており、期初よりは幾分改善がみられるものの雇用・所得環境ともに依然厳しい状況が続いております。このような環境の下、当社グループは、平成23年2月にパフォーマンス・コンサルティング事業を担っていた株式会社エスプール総合研究所の全株式を譲渡し、また、平成23年9月にシステム事業を担っていた株式会社GIMの全株式を譲渡し、資本の増強を図るとともに、今後の成長が見込まれるビジネスソリューション事業及び人材ソリューション事業に経営資源を集中する体制を構築して参りました。収益面では、東日本大震災の影響が限定的であった人材ソリューション事業の売上が増加したほか、ビジネスソリューション事業における不採算事業からの撤退、生産性向上による利益率増加等により、3期ぶりに営業黒字化を達成することができました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は、5,532,729千円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は32,622千円(前連結会計年度は291,021千円の営業損失)、経常利益は17,836千円(前連結会計年度は311,784千円の経常損失)となりました。前述の子会社2社の株式譲渡等により、当期純利益は207,468千円(前連結会計年度は758,941千円の当期純損失)となりました。当連結会計年度のセグメント業績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。なお、前連結会計年度までの事業の種類別セグメント業績は「ビジネスソリューション事業」「人材ソリューション事業」「パフォーマンス・コンサルティング事業」「システム事業」「モバイル・マーケティング事業」に区分して説明しておりましたが、当連結会計年度より「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 平成21年3月27日)及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号 平成20年3月21日)を適用し、報告セグメントとして「ビジネスソリューション事業」「人材ソリューション事業」「パフォーマンス・コンサルティング事業」「システム事業」に区分しております。また、併せてセグメント利益の測定方法の見直しをおこなっております。なお、以下の営業利益の前連結会計年度比較は、前連結会計年度のセグメント利益を見直し後の測定方法で算出し直した上で行っております。
@ビジネスソリューション事業株式会社エスプールにて、主にロジスティクス及びセールスプロモーション分野のアウトソーシングサービスを提供しています。また、株式会社わーくはぴねす農園の障がい者雇用支援サービスと当該サービスに付随する農園運営事業も含まれております。当連結会計年度においては、ダイレクトメール等の発送代行業務が増加したものの、ロジスティクスアウトソーシングの不採算現場からの撤退の影響があり、売上は微減となりました。一方、利益面ではロジスティクスアウトソーシングにおいて業務の見直し等により生産性が向上したこと、及びキャンペーンアウトソーシングの大型全国案件の納品等により利益率が改善しております。以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,929,963千円(前連結会計年度比0.1%減)、営業利益は115,910千円(前連結会計年度は7,019千円の営業損失)となりました。
A人材ソリューション事業株式会社エスプールヒューマンソリューションズにおいて、人材派遣、人材紹介等、人材に係わるサービスを提供しています。当連結会計年度においては、震災後に大きく需要が減退していた主力のコールセンター業務について、企業活動の急速な正常化に伴い順調に回復しております。また、携帯電話事業者各社がスマートフォンの販促に力を入れていることもあり、携帯電話販売員の派遣が堅調に推移しました。その結果、当連結会計年度の売上高は3,094,834千円(前連結会計年度比16.8%増)、営業利益は287,969千円(前連結会計年度比31.1%増)となりました。
Bシステム事業株式会社GIMにおいて、システムコンサルティング、システム開発受託、システムエンジニア派遣等、システムに関するサービスを提供しています。当連結会計年度は、JAVAを中心に引き合いは好調に推移しました。しかし、SEの採用が思うように進まず、稼動水準を大きく伸ばすことはできませんでした。一方、利益面では、不採算サービスからの撤退や人件費の削減などコスト削減を進めたことで、収益性は大幅に改善しました。また、平成23年9月29日付けにて株式会社GIMの全株式を売却し、連結の範囲から除外しております。以上の結果、売上高は686,820千円(前連結会計年度比24.7%減)、営業利益は15,001千円(前連結会計年度は189,590千円の営業損失)となりました。
Cパフォーマンス・コンサルティング事業株式会社エスプール総合研究所において、企業研修、マネジメントコンサルティング、人事コンサルティング等のサービスを提供しています。平成23年2月28日付けにて株式会社エスプール総合研究所の全株式を売却し、連結の範囲から除外しております。その結果、当連結会計年度の売上高は59,813千円(前連結会計年度比86.1%減)、営業損失は27,722千円(前連結会計年度は75,723千円の営業利益)となりました。
Dその他報告セグメントに含まれないモバイル・マーケティング事業であります。大型案件の受注がなく、当連結会計年度は低調に推移しました。その結果、売上高は19,766千円(前連結会計年度比46.8%減)、営業損失は12,524千円(前連結会計年度は40,275千円の営業損失)となりました。
・次期の見通し
円高の長期化や欧州の財政不安により、輸出企業を中心に日本経済の先行きは不透明感を強めています。雇用情勢についても大きな改善は見込めず、また、増税の議論もあり、景気が回復傾向にあるとは言えません。このような中、当社グループでは、強みを活かせる主要2事業に経営資源を集中して参ります。子会社2社の売却により、売上は僅かながら減少の見込みですが、インターネット通販やスマートフォンといった成長が見込まれる市場に関連する事業・サービスに特化することで、次期は大幅な損益改善が期待できます。これらに加え、障がい者雇用支援サービスや顧問派遣といった新たなマーケットを開拓し、長期的に成長できる基盤を築いて参ります。
(略)
 
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