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■ローム/1月1日からタイでの洪水被害により影響を受けていた製品の全量供給を再開
計画を早めて1 月から全量供給再開ロームがタイの洪水被害から復旧、安全宣言 半導体メーカーのローム株式会社(本社:京都市)は1月1日から、タイでの洪水被害により影響を受けていた製品の全量供給を再開します。 ロームグループがタイで生産していた製品は、LSI、トランジスタ、ダイオード、抵抗器、タンタルコンデンサの5品目で、10 月8日にアユタヤ県ロジャナ工業団地にある「ラピス・セミコンダクタ・アユタヤ社(LAPIS Semiconductor (Ayutthaya) Co., Ltd.)」また10月15 日にパトムタニ県ナワナコン工業団地にある「ローム・インテグレイテッド・システムズ・タイランド社(ROHM IntegratedSystems (Thailand) Co., Ltd.)」において、洪水の為操業を停止、その後復旧に努めてきました。 「ローム・インテグレイテッド・システムズ・タイランド社」においては、浸水を免れた2階、3階部分において稼動停止直後から設備の保全及び再稼動に向けての復旧作業を進め、11月26日からLSI、トランジスタ、ダイオード、抵抗器の一部生産を再開、その後生産量を順次拡大、また並行して「ローム・エレクトロニクス・フィリピンズ社(ROHM Electronics Philippines, Inc.) 」をはじめとするロームグループの他の生産拠点において緊急投資、生産能力の大幅な増強を進め、さらに外注委託分も含めてお客様からの受注に対する全量供給確保を実現しました。 ロームでは、洪水被害の直後から、水没した設備や金型を引き上げて他のロームグループの生産拠点への移設を進めたほか、使用可能な生産設備の保全を行いながら電力、水などのインフラ復旧に努め、11 月下旬には水上工場として一部稼動を再開、また、水位が低下した11 月末からは、1 階部分についても排水作業と、装置の修理、整備を開始し、再稼動に向けて調整を進めてきました。ロジャナ工業団地にある「ラピス・セミコンダクタ・アユタヤ社(LAPIS Semiconductor (Ayutthaya) Co., Ltd.)」については、工場建屋が平屋であり、今後の洪水被害再発のリスクを考慮し、ラピスセミコンダクタ宮崎(宮崎県宮崎市)など他拠点での代替生産準備を進めてきました。さらに、ロームグループでは他工場での代替生産を円滑に進めるため、お客様との間で工場変更等の承認をお願いするなど、サプライチェーンの再構築に努めてきました。こうした対策を進めた結果、1 月1 日から洪水前の通常の供給量を確保することが可能となりました。また、お客様からの緊急受注等に対応するための安全在庫の積み上げも進め、2 月には、在庫も含めた通常の運営に戻す予定です。 ロームグループでは、従来から生産品目ごとに複数の拠点で生産するなどお客様への安定供給体制の構築に努めてきましたが、今回のタイの洪水被害を踏まえて、今後はさらなるBCM体制の強化に努めていきます。今年3月に発生した東日本大震災では、ラピスセミコンダクタ宮城(宮城県大衡村)、ロームつくば(茨城県つくば市)が被災しましたが、今回の洪水被害と合わせて二度の災害経験を活かし、お客様への供給責任を果たせる万全の供給体制の構築に努めていきます。 なお、今回の全量供給再開による業績への影響について、11 月9 日に発表しました2012 年3 月期の通期業績見通しに対する大きな影響はありません。(略)
 
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