ｺﾍﾞﾙｺ建機／中国浙江省･杭州工場能力増強工事の竣工式を実施｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｺﾍﾞﾙｺ建機／中国浙江省･杭州工場能力増強工事の竣工式を実施

2011年11月18日ｺﾍﾞﾙｺ建機株式会社
中国浙江省･杭州工場能力増強工事の竣工式を実施

～中国における25,000台体制に向けた取り組みについて～
　ｺﾍﾞﾙｺ建機株式会社（本社：東京都品川区､社長：藤岡純）の中国浙江省杭州市にある油圧ｼｮﾍﾞﾙ生産会社の｢杭州神鋼建設機械有限公司（以下：ＨＫＣＭ）｣は､このたび工場の能力増強工事が完了し､11月18日に竣工式を執り行いました｡
　竣工式には､杭州市政府副秘書長董祖徳氏をはじめ､銀行や代理店､またﾍﾞﾝﾀﾞｰなどをお招きし､ｺﾍﾞﾙｺ建機ｸﾞﾙｰﾌﾟからは藤岡純社長はじめ､中国事業本部瀧口和光本部長など総勢約200名が出席しました｡
　ＨＫＣＭは､1994年に設立した四川省成都市にある油圧ｼｮﾍﾞﾙの生産合弁会社｢成都神鋼建設機械有限公司｣に続く中国の第二生産拠点で､2005年に稼動を開始しました｡これまでＨＫＣＭでは､中国の需要拡大にともなって生産能力を増強させてまいりましたが､この度の能力増強工事では､建屋の増築､組立･塗装ﾗｲﾝの新設､組立倉庫の拡張､製缶新設備の追加導入などを行いました｡これにより､同工場における年産能力は現在の6,400台から約1.5倍の10,000台となります｡
　中国は､西部大開発の10年延長や水利事業計画など具体的なｲﾝﾌﾗ整備が継続し､今後も需要は拡大していくものと想定しています｡ｺﾍﾞﾙｺ建機ｸﾞﾙｰﾌﾟは､2012年には成都工場の生産能力を11,000台から15,000台に拡大し､杭州工場と合わせて25,000台体制の準備を予定通り進めています｡ﾀｲﾑﾘｰに製品をお客様のもとへお届けするとともに､日本で取り組んでいる生産性向上活動を積極的に展開し､今後も競争力ある製品づくりを目指してまいります｡

ﾃｰﾌﾟｶｯﾄ写真（左から4番目→藤岡社長､右から4番目→杭州市政府　董副秘書長）

杭州工場新組立ﾗｲﾝ

【杭州神鋼建設機械有限公司（HKCM）の概要】

所在地
　浙江省杭州市杭州経済技術開発区22号大街1号

設　　立
　2003年12月

董事長
　瀧口和光

生産品目
　7ﾄﾝ～35ﾄﾝｸﾗｽの油圧ｼｮﾍﾞﾙ

生産能力
　10,000台／年

建屋面積
　約44,000㎡（従来：約32,000㎡）

総投資額
　約11億円（12.3円／ＲＭＢ）

従業員数
　1,005名
以上