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■IHI/世界最大規模となる石炭燃焼試験設備が完成
世界最大規模となる石炭燃焼試験設備が完成 −CCSなどの環境対応技術の試験も可能な燃焼試験設備−
-2011年9月30日-
 株式会社IHIは,昨年7月より相生事業所(兵庫県相生市)内に建設を行っていた石炭火力発電所の主要設備であるボイラプラントを模擬した燃焼試験設備を,本日完成させました。本設備は,世界最大規模の石炭燃焼量3t/hの能力を有する燃焼試験設備であり,低炭素社会に対応したボイラ設計技術・低環境負荷燃焼技術を短期間で開発・実用化するために,実機システムと同様のボイラ火炉内熱流動状態や排煙処理状態を再現できる設備です。また,本設備は,CO2削減技術であるCCS(Carbon Capture and Storage:CO2回収貯留)関連設備を併設するとともに,CO2の回収を容易にする酸素燃焼技術の試験を可能とし,環境対応技術の開発を進めていきます。
 本設備の特徴は,以下の通りです。1.火炉に複数のバーナを配置することで実機システムを模擬し,実機同様の火炉内熱流動状態を再現。2.CCS関連設備や酸素供給設備を併設しており,環境対応技術のさらなる推進が可能。3.排煙処理設備を含めたボイラプラント全体を模擬することで,プラント全体の評価が可能となり,シミュレーション技術の精度向上とともに高効率低環境負荷ボイラの開発を促進。
 IHIは,本設備でCCS技術の実証試験を燃焼からCO2回収まで一貫で行い,CCS技術の早期確立を目指します。また,本設備は複数のバーナにより,様々な燃焼状態を模擬することができることから,低品位炭やバイオマスの燃焼試験も行うことが可能です。IHIは,本設備で,これまで以上に低環境負荷のボイラの開発や実用化を進めていきます。
 IHIは,これまでに,国内だけではなく,米,豪,東南アジアなどの幅広い地域で火力発電所の中核をなすボイラの納入実績を有しています。IHIは,今後,ボイラの環境負荷低減技術の開発を今まで以上に進めていき,さらなる事業拡大を目指します。 
 
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