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■富士通/丸広百貨店が食品発注システムを刷新
丸広百貨店が食品発注システムを刷新
富士通のフィールド・イノベーション提案により改善策を実施






株式会社 丸広百貨店(本店:埼玉県川越市、代表取締役社長:大久保敏三、以下 丸広百貨店)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下 富士通)と共同で、丸広百貨店の食品部門における、食品発注システムを刷新し、このほど本稼動させました。
本システム刷新にあたり、富士通の現場運用の見える化・業務改革支援を担うフィールド・イノベータ(以下、FIer(注1))が業務改善の提案をしたうえで、本部システムには富士通のパッケージソリューション「GLOVIA smart(グロービアスマート) 量販店」、各店舗には店舗発注システム「MINDEOB(マインドイーオービー)」を適用して連携させました。
本システム導入により丸広百貨店は、システム導入前と比較して、発注精度を大幅に向上させ、発注時間も3割以上削減するなど業務効率が向上し、経営力強化を実現しました。
今後も、丸広百貨店ではさらなる経営力、競争力強化を目指して継続して業務改革をしていきます。


画面イメージ
地域密着型の百貨店である丸広百貨店は、埼玉県で最大の売上高を誇る一方で、長引く個人消費の低迷などを受けて、業務体系を抜本的に見直し、経営力を強化することが求められていました。
このため丸広百貨店は、富士通と共同で食品部門において発注システムを全面的に見直しました。富士通のFIerが業務体系の見える化を行い、課題を洗い出し、それをもとに提案された、発注プロセスの最適化策など21の改善施策に沿ってシステムを刷新しました。
本システムでは、本部システムには、発注、仕入、販売、在庫、予算などの管理を行う富士通のパッケージソリューション「GLOVIA smart 量販店」、各店舗には手書き注文用紙であるオーダーブックの電子化を実現した店舗発注システム「MINDEOB」を適用し、FIerの施策に沿って富士通のこれまで培った流通業向けノウハウを集約したSI技術によりカスタマイズして連携させています。
これにより、丸広百貨店では、これまで翌日に反映されていた価格・取引先などの商品情報(商品マスター)の更新情報をリアルタイムにシステムに反映させることで、商品変更により発注できなくなった品を注文してしまうことなどによる商品発注エラー率が8割以上削減されるなど、商品発注業務の精度が大幅に向上しました。
また、商品発注業務の見える化をもとにフローそのものを見直し、それを反映したシステムを構築したことによって商品発注にかかる時間が3割以上削減されました。
さらに、従来発注時に使用していた紙のオーダーブックが不要となったため、年間約22万枚の紙の削減を可能にし、環境活動への貢献も実現します。
今後も丸広百貨店は、継続して、FIerによって見える化された課題を解決して業務改革を行い、経営力を強化していきます。富士通は今後とも丸広百貨店の業務をICTの面からサポートし、最適なサービスを提供していきます。
なお、本システムでは富士通および富士通システムソリューションズ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:杉本 隆治)、富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:利根 廣貞)が導入作業を行っております。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上
注釈

注1 フィールド・イノベータ(FIer):
お客様と一体になって、ビジネスの課題を「見える化」し、ICTだけでなく、仕事のやり方やスキル、業務プロセスを含めて改革活動を推進する富士通の専門部隊。
 
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