京極運輸商事／１１００万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■京極運輸商事／１１００万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　営業利益　経常利益　四半期純利益24年3月期第1四半期　2,210 6.8 　△6 ― 　7 △73.0 　△11 ―23年3月期第1四半期　2,070 5.8 　10 ― 　　26 ― 　　　△48 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第1 四半期連結累計期間におけるわが国経済は､平成23 年3 月11 日に発生した東日本大震災により大きな打撃を受けました｡一部には回復の兆しも見られますが､電力供給の制約や原子力災害及び原油高の影響に加え､欧州の財政不安や米国経済の先行き懸念など､経済環境は依然として不透明な状況が続いております｡物流業界におきましても､震災の影響により落ち込んだ輸送量の回復が遅れており､更に燃料費の高騰など､依然として先行きは不透明な状況が続いております｡こうした環境のなか､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおきましては､採算管理と営業力の強化に努めてまいりました｡その結果､売上高は2,210 百万円と前年同四半期と比べ140 百万円（6.8％）の増収となりました｡次に損益面につきましては､諸経費の削減に努めたものの､売上総利益率の高い事業における売上高の減少や世界的な原油価格の高騰による燃料費の増加等により､営業損失は6 百万円（前年同四半期営業利益10 百万円）となりました｡なお､受取配当金の増加により経常利益は7 百万円（前年同四半期経常利益27 百万円）となりましたが､震災の影響によるﾘｰｽ資産解約等により､四半期純損失は12百万円（前年同四半期純損失48 百万円）となりました｡
なお､ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は次のとおりであります｡（ｲ）石油･ﾄﾞﾗﾑ缶等販売事業石油販売においては､販売平均単価の上昇による増収､またﾄﾞﾗﾑ缶等販売においては､新缶･更生缶販売及び配送が順調に推移したものの､仕入費も増加し､結果として売上高は844 百万円と前年同四半期と比べ79 百万円（10.3％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は14 百万円と前年同四半期と比べ4 百万円（21.5％）の減益となりました｡
（ﾛ）貨物自動車運送事業震災の影響により､輸送量は取引先毎に異なるものの､全体としては大きく減少しました｡また修繕費や有料道路代等の諸経費が増加し､更に想定を超えた燃料費の高騰もあり､売上高は840 百万円と前年同四半期と比べ22 百万円（2.6％）の減収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は31百万円と前年同四半期と比べ14 百万円（30.9％）の減益となりました｡
（ﾊ）港湾運送及び通関事業震災の影響による輸出取扱量の低迷や昨年来から引続いている円高にもかかわらず売上水準はほぼ変わらなかったものの､利益率の低い取引きの増加等で利益率が悪化し､売上高は142 百万円と前年同四半期と比べ1 百万円（0.7％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は1 百万円と前年同四半期と比べ5 百万円（80.4％）の減益となりました｡
（ﾆ）倉庫事業主要取引先の生産調整等があり､取扱量は減少したものの､徹底したｺｽﾄ削減に努めた結果､売上高は120 百万円と前年同四半期と比べ11 百万円（8.5％）の減収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は14 百万円と前年同四半期と比べ1 百万円（6.1％）の増益となりました｡
（ﾎ）ﾀﾝｸ洗滌･修理事業震災により被災したﾀﾝｸ設備の復旧作業や､火力発電設備の修復受注等があり､売上高は264百万円と前年同四半期と比べ94 百万円（54.8％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は10 百万円と前年同四半期と比べ3 百万円（57.0％）の増益となりました｡（略）2