栗林商船／１億４５００万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）｜物流ﾆｭｰｽ

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■栗林商船／１億４５００万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　経常利益　四半期純利益24年3月期第１四半期　10,119 △4.5 　△197 ― 　△137 ― 　△145 ―23年3月期第１四半期　10,593 5.6 　　　△174 ― 　△165 ― 　△147 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､平成23年３月に発生した東日本大震災の影響により極めて深刻な打撃を受け､一部に復興に向けた回復が見られるものの､資源価格の高騰や欧州の信用不安､米国景気の先行き懸念が響き､急速な円高により､企業の収益が圧迫されております｡こうした経済情勢の中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟも東日本大震災の影響を大きく受けましたが､仙台地区で当初の予想を上回る回復があり､更に船舶の効率的な運航に努めた結果､収益減少を最少に止めることが出来ました｡ﾎﾃﾙ事業においては､大震災の影響で旅行の自粛傾向が強まり苦戦いたしました｡不動産事業は概ね順調に推移しております｡
｢海運事業｣前第１四半期連結累計期間に比べると東日本大震災による仙台地区の収益の大きな落ち込みはありましたが､当初予想を上回る回復であり､更に航路の変更等効率的な運航に努めた結果､燃料油価格の上昇に伴う輸送ｺｽﾄ増はあったものの､売上高は前第１四半期連結累計期間比381百万円減（3.8％減）の9,609百万円となり､営業費用は前第１四半期連結累計期間比374百万円減（3.7％減）の9,788百万円となったことから､営業損失は前第１四半期連結累計期間比６百万円悪化の178百万円となりました｡
｢ﾎﾃﾙ事業｣前第１四半期連結累計期間に比べると福島原発の風評被害により､海外旅行客が殆ど訪れず､国内観光客数も自粛により減少となりました｡これにより売上高は前第１四半期連結累計期間に比べて96百万円減（21.1％減）の359百万円となり､営業費用はｺｽﾄ削減に努めたものの前第１四半期連結累計期間に比べ77百万円減（15.6％減）の419百万円となり営業損失は前第１四半期連結累計期間に比べ18百万円悪化の60百万円となりました｡
｢不動産事業｣前第１四半期連結累計期間に比べると､順調に推移し､売上高は前第１四半期連結累計期間に比べ２百万円増（1.5％増）の174百万円となり､営業費用は前第１四半期連結累計期間並の133百万円となり､営業利益は前第１四半期連結累計期間に比べ１百万円増（4.7％増）の40百万円となりました｡以上の結果､当第１四半期連結累計期間の売上高は10,119百万円（前第１四半期連結累計期間比474百万円減 4.5％減）､営業損失は197百万円（前第１四半期連結累計期間比23百万円悪化）となりました｡
（略）