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■三菱レイヨン/炭素繊維・複合材料事業の欧州駐在員事務所開設 |
炭素繊維・複合材料事業の欧州駐在員事務所開設について 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原正直)は炭素繊維・複合材料事業の欧州駐在員事務所を8月1日付でドイツ・デュッセルドルフの三菱化学ヨーロッパ社内に開設しました。これまで欧州における炭素繊維の販売は炭素繊維製造子会社グラフィル社(本社・米国カリフォルニア州)の英国事務所が手掛けてきました。今後は英国事務所の販売機能を維持しながら、ドイツの駐在員事務所を拠点に加え現地パートナー企業との中間材料開発、産官学プロジェクトへの参画、最終顧客との接点強化を進めていきます。 現在欧州の炭素繊維・複合材料市場は、ドイツを中心に急速に拡大しつつあります。自動車分野では、炭素繊維・複合材料を車体構造材料に全面採用したBMWの電気自動車 iシリーズが2013年に発売される予定です。この電気自動車は、当社とSGLグループの合弁会社(MRC−SGLプレカーサー株式会社)が供給するプレカーサー(炭素繊維の原料となるアクリル繊維)を使用し、SGLグループとBMWグループの合弁会社(SGL Automotive Carbon Fibers)が製造する炭素繊維を使用します。 再生可能エネルギー分野では、既に炭素繊維・複合材料を使用した大型翼を採用する欧米系風車メーカーは5社以上を数え、この先既存風車の高発電効率翼への交換需要の増大、北海での大型オフショア風車建設に向け、炭素繊維・複合材料を採用する風車メーカーは益々増える見通しです。特にいち早く脱原発と再生可能エネルギー導入を決定したドイツでは、環境負荷低減に貢献する材料としての炭素繊維・複合材料の高速加工技術開発を官民で推し進めています。 今般開設するドイツ駐在員事務所では、このような市場動向に対応すべく、幅広い産業用途向けマーケティング、大手自動車メーカーへの新規材料・成形工法の提案、パートナー企業との産業用途での最適中間材料の共同開発を実施します。新事務所は当面駐在員一名および契約社員複数名の体制でスタートしますが、早期に増員を図ると共に、将来的に販売機能と開発機能を併せ持つ現地法人化を目指します。 |
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